今では女性にも人気のラーメンですが、ラーメン屋で提供される中華麺の量は普通量の平均で140gです。その量で栄養成分はどれくらい補われるのでしょうか。
中華麺140gの三大栄養素
中華麺140gのエネルギーは209キロカロリーで、一食当たりに摂取する536キロカロリーには満たないので、スープや具材などで調整をすることができます。
脂質は一食当たり13~20g必要なのですが、中華麺のみだと0.84gしか摂れないので、脂質を出汁にしたスープ、もしくはチャーシューで補うことができます。
タンパク質も15~34g摂取したいところなのですが、6.86gと少ないことを考えると、タンパク質成分の多いチャーシューや焼きのりをトッピングすることをお勧めします。
また、よく中華麺は炭水化物が多いのでダイエットには不向きと思われがちですが、数値で見ると、一食当たりの炭水化物の目安、75gに対して40.88gしかない中華麺自体はダイエットに向かないわけではないようです。
特出した栄養成分
中華麺の主要成分の中で、特出している栄養成分が2つあります。それは、ミネラルの中に含まれる「セレン」と「モリブデン」です。
セレンとは
ミネラルのひとつであるセレンは、健康に不可欠な栄養成分です。セレンは抗酸化作用が強く、働きとしてはタンパク質の吸収を高めてくれ、免疫システムを強くし、病気から身体を守ってくれます。
セレンは特定のガンにかかるリスクを下げる効果があり、心臓病になるリスクも下げます。また、アルツハイマー病の予防にも効果があるといわれています。
モリブデンとは
モリブデンとは金属のことなのですが、ハイブリッドカーなどの電子基板にも使用されていることもあります。そんなモリブデンを食べても大丈夫なのかと思われるかもしれませんが、主に豆類に多く含まれている栄養素として、人体にもものすごく重要な役割を担っているのです。
効能としては、人体に溜まった銅を排泄する作用があることで、銅は肝臓や筋肉、骨など重要な個所に満遍なくあるのですが、銅が不足すると貧血になり、多くあり過ぎると若年で肝硬変を引き起こすこともあります。
そこで、銅をうまく排泄して体内の調整をしてくれるのがモリブデンなのです。
まとめ
中華麺一食当たりの栄養価が高いわけではないのですが、特別カロリーが高いこともないので、ダイエットをしている女子にも人気のわけがわかります。ラーメンを提供するには、中華麺の栄養素を考えトッピングをどうするかでバランスの良いラーメンが提供できます。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
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