冷凍食品の表示で分かる食品の安全性~熱量(kcal)・アレルギー成分表示で分かる健康への影響~

冷凍食品の表示とは、名称・原材料名・内容量・賞味期限・保存方法・使用方法・販売者などがパッケージに記載されているものです。ここでは、表示によって分かる冷凍食品の安全性についてまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。

冷凍食品の表示内容

冷凍食品の表示内容について詳しくまとめてみましたので、見ていきましょう。

・名称
その商品の内容を表す一般的な名称を表示します。

・原材料名
使用した原材料に占める重量の割合の高いものから順に、一般的な名称を表示します。2種類以上の原材料を使用する場合は、その原材料名の後ろに( )をつけ、原材料名に占める重量の割合の高いものから順に表示します。

・添加物
栄養強化の目的で使用されているもの、加工助剤などを除き、添加物に占める重量の割合の高いものから順に、その添加物の物質名を表示します。また、原材料名の欄に原材料名と明確に区分して表示できます。

・原産地名
原材料名に占める重量割合上位1位の原材料について、原産地を表示します。
表示例:牛肉(アメリカ産 国産) リンゴ果汁(スペイン製造)

・内容量
内容量はグラムやキログラム、ミリリットルなど個数の単位を明記して表示します。

・消費期限と賞味期限
品質が急速に劣化する食品には「消費期限」、それ以外の食品には「賞味期限」を表示します。

・栄養成分の量、熱量(kcal)
容器包装に入れた消費者向けの加工食品には、熱量(kcal)・タンパク質・脂質・炭水化物・食塩の相当量を栄養成分表示に表示します。

・食品関連業者の名称と住所
食品の表示に責任を持つ者の氏名や法人名を記載します。原則、製造者を表示しますが、製造者と合意があれば、販売者を表示することも可能です。

原産地や添加物表示が記載されていると便利

生鮮食品に比べて、冷凍食品はどんな食材が使われているか分からないものですが、パッケージの表示に記載されている内容が詳しいほど、商品の中身が分かって便利です。一度解凍すると細菌が増殖する場合があるので、解凍後は早めに調理しましょう。

原材料名にあるアレルギー成分表示で分かる安全性

加工食品には栄養成分表示やアレルギー成分が記載されています。栄養成分表示で熱量(kcal)が分かると、持病を持っている方は体調の目安になったり、健康を意識することができます。

またアレルギー表示で法令上表示を義務付けられている品目は、かに・えび・そば・小麦・牛乳・卵・落花生の7品目です。

他に表示をしたほうがいい品目には、いか・あわび・いくら・オレンジ・バナナ・キウイフルーツ・りんご・もも・りんご・ゼラチン・牛肉・豚肉・鶏肉・くるみ・ごま・さば・さけ・大豆・まつたけ・やまいもなどがあげられます。

アレルギー成分が分かることで、その食品を避け健康被害に遭わずにすんだり、アレルギーを持っている方の料理方法を考えることができ、大変便利です。

まとめ

食品表示は、消費者と食品をつなぐ重要な情報源です。万が一食品に関わる事故が発生した場合にその原因の究明や、事故の拡大防止を迅速的かつ、確実に防ぐ手掛かりにもなります。そのため冷凍食品の表示は、消費者にとって健康に大きな影響を与えるものでしょう。

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