生中華麺に限らず、麺を茹でる時には成功させる秘訣があります。どのような点に注意すれば良いかを理解しておき、生中華麺にピッタリの料理レシピを参考に作ってみてはいかがでしょう。
生タイプと蒸しタイプはどちらがオススメ?
市販されている中華麺には、生タイプと蒸しタイプのものがありますが、冷やし中華やあったかいラーメンを作る時には生中華麺がとても合います。
蒸し麺は焼きそばなど用に加工されているので、料理によって麺を使い分けるようにしましょう。
生中華麺を使った冷やし中華はいかが?
冷やし中華には生中華麺がピッタリ合います。季節外れと思うかもしれませんが、ストーブであったかくした部屋で冷たい冷やし中華を食べるのも、夏に食べるのとは違った雰囲気が楽しめます。
ただし、茹で方などにコツがあるので、どのように麺を仕上げていけば良いか確認していきましょう。
①まずはボウルに麺を入れて手でよくほぐしてください。
②次に鍋に約2リットル程度の水を入れ、強火にかけて煮立ったら麺を投入します。
③その後、菜箸で大きく混ぜ、さらに煮立ったら中火にして表示されている時間(または約2分)茹でます。(ふきこぼれそうになった時には、水をカップ1/2を加えましょう。)
④途中、麺を茹でている間、大きめのボウルに冷水を準備しておきます。
⑤茹で時間になったら麺を1本すくって冷ましてから食べてみます。堅さが良ければ火を止めて、ザルに流して一気に湯を切ってください。
⑥冷水のボウルにザルごと入れて手早く引き上げます。ボウルの水を捨てたら再度ボウルにザルを入れ、流水をかけながら水を溜めて捨てるという繰り返しを2~3回行います。
⑦流水にさらしながら麺をもみ洗いしてヌメリ気を取ります。また水が溜まったら捨てるという繰り返しも3~4回行いましょう。
⑧後はザルを上下に大きく振りながら水気を十分に切り、最後に手で押してしっかりと水気を切って仕上げます。
⑨ボウルに麺を再度投入し、ごま油適量を掛けて菜箸でほぐしながら全体にからめていきましょう。
ポイント:冷やし中華用の麺として生中華麺を使う時に重要なのは、しっかりと水気を取るという部分です。この工程で手抜きをすると、べたついた麺になってしまうので注意しましょう。
後は好みの具とタレで召し上がれ!
仕上がった麺を皿に盛ったら、その上にきゅうりやハム、薄焼き卵など好みの具を千切りして麺を覆うように盛りつけます。
甘いほうが好みならごまダレ、さっぱりしたいならレモンダレなど、好きなタレで食べましょう。