新型肺炎の影響により、営業時間短縮を求められている飲食店では、売り上げを伸ばすため、お持ち帰りを積極的に取り入れている店舗が増えてきています。今回は、麺類をお持ち帰りする際に適した容器について説明していきます。
注目されているお持ち帰りについて
お持ち帰り(テイクアウト)は、日本では2015年から徐々に広がってきています。2020年から世界中に悪影響を及ぼしている、新型肺炎による営業時間の短縮で売り上げが減少している飲食店では、お持ち帰りに力を入れています。
お持ち帰りで気を付けなければいけないのが容器ですが、特に麺類については種類に合わせた容器を選ぶことが大切です。
麺類の容器の形状について
麺類には、スパゲッティやラーメン、焼きそばなど様々な種類があります。そのため、麺の種類に合わせて容器を選ぶ必要があります。
例えば、うどんやラーメンの様な汁が入った麺は「どんぶりタイプ」、ざるそばやつけ麺などのつゆにつけて食べる麺は「セパレートタイプ」を選ぶと良いでしょう。また、「中皿付き容器」は麺が伸びにくい特徴があるのでおすすめです。
容器の機能性について
店内で食べる時の様に、お持ち帰りでも美味しく食べる様にするには、容器の機能性にも気を付ける必要があります。
「耐熱性容器」は、万が一冷めた場合に電子レンジで温めなおすことが出来ます。そして「断熱性容器」は、持ち帰る際にやけどを防止することが出来ます。それから「保温性容器」は、自宅まで冷めない様にするのに適しています。
汁漏れを防ぐには
生麺を提供し、油そばやパスタなどの様な汁なしのメニューを増やしてみるのも良い方法ですが、容器の種類によっては汁漏れを防ぐことが可能です。ラーメンなどの汁が入ったメニューには、密閉性を重視した容器を選びましょう。容器の内側にはめる内嵌合蓋、または容器の内側と外側両方からはめる内外嵌合蓋などの、密閉性の高いものがおすすめです。
容器のデザインについて
容器を選ぶ際には形状と機能性に加えて、色や柄にこだわってみるのも良いでしょう。例えば、ラーメンなどには店内で出しているどんぶりに似た様なデザインの容器を選び、冷やし中華などの冷たい麺は清涼感のあるものを選ぶと、より一層メニューの美味しさが引き立ちます。
そして、デザインは店のイメージを作ることも出来ます。つまり、印象を良く見せることで、常連客を増やすことにも繋がります。
環境に優しい容器について
お持ち帰り用の使い捨て容器は、環境問題を引き起こす原因となっています。年間で800万トンのごみが海に流出し、生き物に大きなダメージを与えています。海の汚染を避けるため、環境に優しい天然素材の容器が増えてきています。
通常のプラスチックの容器よりも費用は高いですが、エコな容器を採用し環境問題を意識することによりイメージアップが期待出来ます。そして天然素材の容器は、ナチュラルでおしゃれなデザインが多いので、SNS映えすることでしょう。
まとめ
お持ち帰りは、今後ますます需要が高まっていくことでしょう。お持ち帰りでもお客さんに最高な麺類を提供するには、麺の種類に合わせた容器を選ぶことが大切です。特に容器選びで重要となるのが、形状と機能性です。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。