人気ラーメン店でも多く使われ、お客様の満足度も高い製麺所の麺。2021年6月には食品衛生管理法の改正により食品製造業と飲食業にHACCP導入が義務化されました。味と品質の高い製麺所の麺を利用する店が多い理由を解説していきます。
自家製麺に限りなく近い製麺所の麺
かつて、製麺所の中華麺は工場で生産される画一的で味も平凡、ラーメン店各々が努力して開発している自家製麺に遠く及ばないとされていました。しかし今は過去のものとなっています。
現在は製麺技術も向上し、様々な麺のバランスも研究され、味のレベルアップが図られています。とくに長く製麺業をやってきた老舗製麺所ではそれが如実で、手打ち麺に限りなく近い麺の開発を行っています。
老舗の製麺所は長い操業経験に基づくノウハウが大量に蓄積しており、それが味と品質に反映されていると言えます。
採算が取りやすい
経営者が自家製オリジナル麺を作る場合、コストの問題は大きいです。麺の開発に費やす時間と労力、必要となる設備投資などかなりの負担がかかります。その上で出来上がるオリジナル麺を採算に乗せる事が必要になってきます。
それを製麺所の麺を利用すると自家製麺にかかるコストを抑える事が可能になります。麺を購入する支出は考えないといけませんが、それでも自家製麺の開発、毎日製造する時間と労力、麺の品質を毎日安定する必要があるなど、自家製オリジナル麺に比べ製麺所なら解決できます。
自家製オリジナル麺の開発コストや毎日の製造、管理などを考えれば製麺所の麺は比較的採算が取りやすくなります。
豊富な種類
現在の製麺所の麺は、品質的にもクオリティにもなんら自家製麺に見劣りする事はありません。実際、人気ラーメン店が製麺所の麺を使っていたケースは多くあります。あらゆるスープや中華麺料理に対応できるよう豊富な種類で取り揃えています。
極太麺から極細麺まで、麺の太さはもちろんの事、生地の材料、水の量、製法など様々なバランスを調整して多くの麺の種類があり細分化されています。
お客様の要望でオリジナル麺を製造する
また製麺所によっては、お客様の要望にしたがってオリジナル麺の開発も行います。何度も打ち合わせを行いながら要望に添った麺を仕上げていきます。長年培われてきた老舗製麺所ならではのノウハウは新メニューに最適な麺を作り上げます。
食品衛生管理HACCPの義務化
2021年6月から食品衛生法の改正で、製麺所を含む食品製造業はHACCP(食品の衛生管理を定めた基準)の導入が義務付けられました。飲食店業でもHACCPの導入が義務付けられています。ラーメン店も定められた基準を満たす必要に迫られた訳です。
製麺所の麺はHACCPをクリアした上で提供されていますので、自前でHACCP基準を満たそうとするより、かなりの負担軽減につながります。飲食店として扱う麺は製麺所の麺を使う限り基準を満たしているという事です。
ラーメン店が自家製麺を製造する場合、品質管理体制をHACCPの基準で満たしているかどうか店自身で責任を持たなければなりませんが、製麺所の麺を利用する事でその負担は軽減される事になります。そういう面でも製麺所利用はメリットがあります。
まとめ
今や製麺所の麺はクオリティと品質が自家製麺に見劣りしない事や、食品衛生管理の分野でもHACCPの基準をクリアしている事で飲食店にかける負担が減る事を解説してきました。製麺所の麺利用で様々なメリットがありますので、一考していただけると幸いです。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。