皆さんは、ラーメンと中華そばが同じ食べ物だということをご存知でしたか?名前が違うことから、同じ食べ物ではないと思っていた人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、ラーメンと中華そばについて詳しくみていくのと同時に、呼び方が違う理由についてもご説明します。
目次
1.ラーメンとは?
2.中華そばとは?
3.ラーメンと中華そばの違いとは?
4.まとめ
1.ラーメンとは?
ラーメンという言葉の語源には諸説ありますが、最も有力な説は中国語を語源とする説です。中国語の「拉(ラー)」には「引っ張る」、「麺(メン)」には「小麦粉」という意味があります。つまり、「小麦粉を引っ張る」ということで麺の製法がそのまま料理名になっているのです。ラーメンという言葉は、1958年に日清食品が発売したチキンラーメンから一般的になりました。
2.中華そばとは?
1910年、日本で初めて中華そば店が誕生しました。名前は、来々軒です。その中華料理店が大人気になったことにより、中華そばは日本に広まりました。中華そばは他に、「支那そば」や「南京そば」と呼ばれることもあります。しかし、これらは全て同じ食べ物を指します。
そもそも、「南京」や「支那」、「中華」という言葉は全て中国を意味します。いわゆる、中国の麺という意味なのです。
3.ラーメンと中華そばの違いとは?
実は、ラーメンと中華そばには違いはありません。呼び方が違うだけで、同じ食べ物なのです。そのため、ラーメンは味が濃いのではないか、中華そばは細麺だ、といった違いは全くありません。しかし、同じ食べ物なのになぜ呼び方が違うのか不思議ですよね。それは、ラーメンは時代によって呼び方が変わっているからなのです。ラーメンには、「南京そば」や「支那そば」など様々な呼び方がありますが、全て同じ料理です。ラーメンが日本に伝わったときには既にそばが存在していたため、日本のそばと区別するためにラーメンを「南京そば」と呼んだそうです。
4.まとめ
今回は、ラーメンと中華そばについて詳しくみていくのと同時に、呼び方が違う理由についてもご説明しました。結果として、ラーメンと中華そばには違いがないことが理解できたのではないでしょうか。
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