ズバリ!飲食店の開業時に電話回線は必要!?

飲食店開業をご予定の方で、電話の必要性を考えたことはありますか?業態によって、特に必要性を感じない方もいれば、絶対必要と感じる方もいるのではないでしょうか。今回は、開業準備のひとつである電話回線について紹介します。

まずは、電話の必要性を考えてみましょう。

【電話は必要?】

先に、答えをいうと”電話は必須”です。業態によって、「出前の有無」や「予約制」、「お問合せ受付」など電話の必要性の度合いは変わるでしょう。例えば、ラーメン屋さんなら「出前」、ピザ屋さんなら「配達」の為に必要と感じ、不特定多数のお客様を相手にするカフェの場合は、特に必要性を感じないのではないでしょうか。

FacebookやLINE、TwitterなどのSNSが普及した今だからこそ、電話は必須です。「ガラホやスマートフォンでお店を検索し、電話で予約・注文・お問合せする」この一連の流れは、集客においてスタンダードとなっています。

次に開業時の、電話回線の導入について紹介します。

【開業時、電話回線の導入】

電話回線を導入するにあたり、余裕をもって、開業1か月前には工事の申し込みをお勧めします。抑えておきたいのは、1.電話回線の種類、2.サービスの選択、3.ランニングコストです。

1.電話回線の種類は様々あり、主なものは「ひかり回線」や「ISDN回線」、「アナログ回線」などです。開業主が気になるのは、料金ではないでしょうか。初回工事費+電話加入権でおよそ50,000円かかりますが、キャンペーンだと0円で可能の場合もあります。よく調べ、賢く選択しましょう。

2.サービスの選択では、ナンバーディスプレイ(着信番号表示サービス)、ボイスワープ(かかってきた電話をあらかじめ指定した電話番号へ転送するサービス)、ボイスワープセレクト(かかってきた電話のなかで特定の番号だけを転送するサービス)をお勧めします。

3.ランニングコスト。基本料金+サービスごとの料金もしっかり把握して計画しましょう。将来的に、インターネット回線も使いたい場合は「ひかり回線」を選択しておけば、追加工事はなく、サービスの追加のみで対応可能です。

【最後に】

飲食店の開業には、資金や備品、メニューなど様々な課題があり、つい忘れがちなのが電話回線です。先に述べましたが、インターネットが普及している今、電話は集客の重要なファクターです。ご自身のお店に見合った、電話回線をプランしていきたいですね。