生パスタで定番のホワイトソースですが、クリームソースと呼ばれたりベシャメルソースと呼ばれたりします。特別な定義は無いのですが、生パスタとの相性は抜群です。調理と材料によって、いろいろなアレンジが出来る魅力があるのです。
ホワイトソースの魅力
ホワイトソースは濃厚なコクのあるイメージですが、ホワイトソースは調理の過程でだし汁やブイヨンを加えたりする事で、さっぱりした口当たりになります。パクチーや大葉を使う事で味にアクセントを付けたり、爽やかな風味にする事も可能です。
ホワイトソースは、白いソース全般に対する名称なので、生クリームや牛乳にこだわる事無く自由に楽しめます。特に日本は固定されたメニューではなくて、創意工夫された料理の方が有名になることが多いです。
クリームソース
クリームソースは、ほとんどの場合がバター(又はマーガリン)を溶かして小麦粉(薄力粉)を混ぜながら、ゆっくりと時間をかけて混ぜます。これがルーとなり、牛乳を混ぜていって、ほどよい状態になるまで混ぜ合わせたのがホワイトソースになります。生クリームでコクを付ける事もあります。
ベシャメルソース
ホワイトソースの作り方とほぼ同じなのですが、ベシャメルソースは、グラタンやクリームコロッケに使われる場合には、硬めに調整されています。コロッケの場合には、冷蔵庫で寝かせて固くなった状態で使用します。味の調整は、塩コショウだけでも十分ですが、香草や香辛料を使う事で、味に深みが出てきます。
栄養について
牛乳やバターには、「カルシウム、カリウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、ビタミンB2」などが含まれており、乳製品の摂取は推奨されています。小麦粉の成分は、炭水化物やたんぱく質がほとんどですが、脂質やいろいろなビタミン、ミネラルなど多種類の栄養素も少しずつ含んでいます。
生パスタとホワイトソースのアレンジ
生パスタは炭水化物がほとんどですが、茹でた場合のカロリーは、100gあたり140kcalとなっており、ご飯とおなじ量ならば168kcalとなり、比べると28kcalくらい低カロリーになります。
生パスタの美味しさはモチモチの食感と、コシの弾力感、小麦のうま味を感じます。なによりも、生パスタはソースに混ぜ合わせるだけで味がなじんでくれるので、いろいろな食材とアレンジする事が可能です。
生パスタとクリームソースで簡単調理
生パスタはクリームソースがあるだけで、簡単に調理出来てしまいます。急いでいる時や、食欲が無い時でも手軽に素早く出来るので、時短料理や簡単料理としてお勧めです。塩コショウだけのシンプルな味付けでも、スルスルと食べる事が出来ます。
チキンやベーコンのホワイトソースパスタ
チキンやベーコンは表面をカリカリに焼き上げた方が、ホワイトソースのこってり感と、食感の対比を味わう事が出来ます。
鮭とシメジのホイル焼きのホワイトソースパスタ
ホワイトソースのパスタの上に鮭とシメジのホイル焼きを乗せて食べると、ホイル焼きの閉じ込められたうま味とホワイトソースのパスタの濃厚さが味わい深いです。ホイル焼きは、バターを添えて塩コショウするだけで、鮭のうま味が閉じ込められるので、味に深みがあります。
牛乳とブイヨンを使ったスープスパゲティ
スープスパゲティが流行っていますが、ベシャメルのような濃厚なホワイトソースではなく、スープに牛乳を混ぜ合わせて、サッパリ感を出せば食欲が無い時でも、スルスルと飲み込めるので、冷やし蕎麦を食べる感覚で食べる事が出来ます。ポタージュやビジソワーズ(ジャガイモの冷製クリームスープ)などを使うと、よりコクとのど越しを味わう事が出来ます。
チーズとホワイトソースのパスタ
クリームチーズのなめらかな口当たりとホワイトソースのパスタで、あっさりと食べる事も出来ますが、ブルーチーズの独特で濃厚な味とホワイトソースのパスタは、味付けが不要な位に、チーズの味が勝っています。いろいろなキノコを使う事で、食べ比べる種類も増えてきます。
生パスタとチーズの相性はいうまでもなく、キノコを使うのも定番です。チーズとキノコの種類を変えるだけで、味わいも風味もホワイトソースのエッセンスとなるのです。マカロニなどのショートパスタを使うのもいいかもしれません。
まとめ
生パスタで定番のホワイトソースの組み合わせとして紹介したように、いろいろなレシピが出回っています。カルボナーラも大きな意味では、ホワイトソースに含まれます。ホワイトソースはスープのように扱う事ができ、幅広いアレンジが出来るので、是非メニューの一品に加えてみて下さい。
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