パスタという言葉は、イタリア語で「麺類」を意味します。一般的には、スパゲッティなどのことを指すことが多いのですが、今回は生パスタの原料について語っていきたいと思います。
生パスタの原料
パスタを大別すると、麺の形をした「ロングパスタ」と、マカロニやペンネのような短い「ショートパスタ」に分けられます。イタリアには650種類ものパスタがあると言われています。そして今なおパスタの種類は毎年増え続けているといいます。
小麦粉はたんぱく質が含まれる割合が多い順に、強力粉、準強力粉、中力粉、薄力粉と呼び名が異なりますが、パスタの主な原料は、強力粉です。強力粉は小麦粉の一種です。
強力粉のなかでも、特に「デュラム小麦のセモリナ粉」を使ったパスタが上質とされています。この粉は、弾力性に富んでいるので生地の形成がしやすく、強いコシなどの性質を持ちます。
基本的な作り方は、デュラムセモリナ粉に塩と水を加えて混ぜ、空気を抜くようにこねるというものです。生パスタの場合は、日本のうどんなどと同じように仕上げます。
また、全卵粉を使っているパスタもあります。卵を含む製品を生産している工場の場合は、卵アレルギーが気になる方にとっては注意が必要です。
アレルギー対応の生パスタ
昨今、小麦粉のアレルギーを持つお子さまが増えています。アレルギーのために麺類は食べられないと思われがちですが、アレルギー対応のパスタもございます。「グルテンフリー」のブームにもあり、最近はカフェなどで見かけることができます。
また、米を原料にした場合だと、原材料は白米または玄米です。お米独特のモチっとした食感が楽しめたり、柔らかめの食感に仕上げたりしていることも多いです。
製麺所の生パスタ
「小ロット多品種」をコンセプトに500種類以上のオリジナルオーダー製造を行う菅野製麺所。高度な品質管理基準を設けて、理化学・微生物検査から試食による麺とスープのマッチング評価まで実施して生パスタの製造をしています。
ここでは、大きく分けて4タイプのパスタをご紹介します。
パスタタイプA
多加水で練り上げたパスタです。日本人の味覚に合うモチモチ感にクリームソースとの相性が抜群です。
パスタタイプB
低加水で練り上げたパスタです。小麦の香りを楽しめ、生パスタなのにしっかりとした食感はソースと絡めても歯切れのいい食感を維持します。
パスタタイプC
低加水で練り上げたパスタです。フェットチーネ、パッパルデッレなど、様々な形状のご要望にお応えできます。
パスタタイプD
水を加えずに全卵液だけで練り上げたパスタです。こちらのパスタに全粒粉を練り込んだラインナップもあります。卵の風味、歯ごたえが特長です。
まとめ
生パスタの原料と、菅野製麺所で作ることのできる生麺をまとめてみました。オリジナルオーダーにお応えできる菅野製麺所をぜひよろしくお願いいたします。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
公式サイト
http://www.kannoseimen.com/