一般的に家庭で調理されることが多い乾燥パスタは、デュラムセモリナをパスタマシンにより押し出し高温で乾燥させたものです。乾燥させているので長期保存を可能としていることから、家庭でもストックとして保存されていることが多いようです。
対する生パスタは乾燥しないでそのまま包装しているので、生産される時も大量生産ではなく限られた量です。新鮮なまま包装されるので、食材の風味そのまま強い弾力とモチモチとした食感を味わうことが出来ます。
調理の手間を省けるパスタ
乾燥パスタを茹でると10分前後かかりますが、生パスタは少量のお湯で2分程度あれば茹で上がるので調理の手間も省けるというメリットがあります。
その生パスタに合うソースを使った料理にはどの様なものがあるか確認しておきましょう。
パスタの種類から確認を
まずパスタは大きくわけるとロングパスタとショートパスタがあり、さらに細麺、太麺、平麺などの麺の太さ、マカロニやペンネなど形状の違いなど、色々な種類に分けることが出来ます。
生パスタでも形状によって選ぶと良いソースも異なりますので、麺と料理の味を引き出すことができる相性の良いソースを選ぶと良いでしょう。
生パスタに合う料理のレシピをご紹介!
生パスタの食感を楽しむためには、あまり具材が入っていないシンプルなソースが良いと考えられます。アラビアータやペペロンチーノなど、食材が麺の食感の邪魔をしないソースをチョイスしてみてはいかがでしょう。
【ペンネアラビアータの作り方(材料1人前)】
- 材料
・生ペンネ1人前
・トマトソース70cc
・オリーブオイル30cc
・無塩バター10g
・輪切唐辛子、パセリ 適量
・塩、コショウ 適量
- 作り方(所要時間約10分)
まずフライパンにオリーブオイルを入れて輪切した唐辛子を炒めます。
唐辛子が黒っぽくなりかけたら、トマトソースと無塩バターを入れて塩・コショウで味を整えます。
あとは茹で上げたペンネと和えて、皿に盛り付け刻んだパセリを散らせば完成です。
【菜の花とベーコンの和風ペペロンチーノの作り方(材料1人前)】
- 材料
・生パスタ麺150g
・ベーコン20g
・菜の花4~5本
・ニンニク(みじんぎり)20g
・輪切唐辛子 適量
・オリーブオイル30cc
・しょうゆ5cc
・塩、白ゴマ、きざみのり適量
- 作り方(所要時間約20分)
フライパンにオリーブオイルときざんだニンニクを入れて火にかけます。
ニンニクがうっすらと色付き始めたら、ベーコンと菜の花、唐辛子を炒めて火を通します。
ある程度火が通ったらあら熱を取り、しょうゆと塩を具材にかけないように投入して、茹でたパスタをフライパンに加えてよく混ぜます。
後は皿に盛りつけて白ゴマをちらしてきざみのりを盛りつければ完成です。
生パスタの良さを活かした料理を!
生パスタは茹で時間も短時間で住み、ソースが馴染みやすいなど調理がしやすい特徴があります。ただしなるべく麺の食感を打ち消してしまわないシンプルなソースを選ぶことがポイントです!