生パスタとチーズとの組み合わせを選択する方は多いのではないでしょうか。ひとえにチーズといっても数多くの種類があります。同様に生パスタも数多くの種類があります。その調理法も様々です。そのため生パスタとチーズを使用した料理の組み合わせは無数にあるといえるでしょう。今回は、生パスタとチーズの相性についてご紹介します。
目次
1.チーズの種類と特徴とは
2.生パスタとナチュラルチーズの相性
3.まとめ
1.チーズの種類と特徴とは
チーズは、微生物による発酵食品としての乳製品です。牛やヤギの乳を原料として、乳酸菌や酵素によってタンパク質や脂肪を分解して、アミノ酸による「うまみ成分」を作り出します。チーズの分類は大きく分けて2つです。「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」があります。
■ナチュラルチーズ
チーズの中で、乳酸菌や酵素が活動している状態のものです。世界中で数多く生産されています。地域によって製造方法や風味が異なり、オリジナルな料理を作るには最適な素材です。
■プロセスチーズ
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱したり殺菌したりする事で、長期保存を可能にしています。スライスチーズにして、サンドイッチや、ビールのつまみや、子供のおやつとして親しまれています。風味をつけたり他の材料と一緒に加工したりする事で、特徴を出しています。
2.生パスタとナチュラルチーズの相性
チーズの中では、生パスタとナチュラルチーズの相性が良いです。ナチュラルチーズは、菌が変化する事で、調理によって味わいが変化するのが料理に活かされています。
■フレッシュタイプのチーズ
モッツァレラチーズやクリームチーズとカッテージチーズは、柔らかくて熱によってトロミが味わいを増してきます。生パスタの平麺タイプはからみやすくて、チーズ自体にも味がついているので、調味料は少なくても大丈夫です。
■ウォッシュタイプ
ポンレヴェックやリヴァロ、マロワールなどのチーズです。軟質ウォッシュタイプのチーズです。カビで覆われた薄い外皮と滑らかな中身が特徴です。香りがやや強めで味は薄め、外皮がべたついています。
■ハードタイプ
ゴーダチーズやパルジャミーノチーズは、そのままだと硬いですが、熱を加えるとトロリとしてクリーミーな味わいが、生パスタに非常に相性が良いです。チーズがパスタソースの役割をします。
■シェーブルタイプ
ヤギの乳で作られたチーズです。ヤギ特有の強い風味が特徴です。この癖のある味わいが好きな人も少なくないです。この特徴が、オリジナル・メニューになるかもしれません。
■白カビ
カマンベールやブリーやヌシャーテルは、中身がクリーミーで特にカマンベールは、日本でも生産されて料理やつまみに使用されます。生パスタにも相性が良いです。
■青カビ
ロックフォールやゴルゴンゾーラやスチルトンは、青カビチーズの代名詞になるくらい、個性的で塩味が強く癖のあるチーズです。個性的な味わいは、オリジナルな料理に工夫出来ます。
3.まとめ
今回は、生パスタとチーズの相性についてご紹介しました。チーズについての知識を増やすことで理想のパスタに近づけることができるでしょう。また、わからないことはプロに相談することも一つの手です。
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