なぜ生パスタは「もちもち」で人気なのか?  

生パスタに「もちもち」とした食感を求める人は多いのではないでしょうか。生パスタのもちもち食感はほとんどの生パスタの特徴ともいえ、それを目当てに注文するというお客様もいらっしゃることでしょう。

今回は、なぜ生パスタは「もちもち」で人気なのかについてご紹介します。

 

目次

1.もちもちが人気な理由とは

2.生パスタのもちもち食感の理由とは

3.まとめ

 

1.もちもちが人気な理由とは

「もちもち」は、主に弾力のある柔らかいものを表現する際に使われる擬音のひとつです。語源は食べ物の「餅」で、同じく柔らかいものを表現する「ぷるぷる」や「ぷにぷに」などと比べると、餅のように伸びのある弾力をもったものに使われることが多くなります。

食感は、食品を食べたときに口の中で感じる感覚のことで、おいしさの重要な要素を占めているといっても過言ではないでしょう。その食感の中でも、もちもち感は時代を経ても親しまれています。

コンビニなどでも「もちもち」を謳った商品が展開されていることからも「もちもち」の需要があることがわかるでしょう。一時期、流行ったタピオカのもちもちが要因の一つになっていることでしょう。

「もちもち」をうたった生パスタが登場した頃には「もちもち」という言葉はパンや、ドーナツなど頻繁にみられるようになっていました。市場調査によれば、2010年から2012年にかけて3年間、最もおいしそうと感じた食感についての言葉は「もちもち」だったそうです。

 

2.生パスタのもちもち食感の理由とは

生パスタのもちもち感は、乾燥させたパスタでは味わうことができません。なぜなら、乾燥パスタは「アルデンテ」といわれる、中心部に歯ごたえがある、口の中でほろほろと崩れる状態が魅力で、生パスタのようにもちもち感を追求して製造されていないからです。

そもそも、生パスタを作る工程には乾燥がありません。材料をこねて仕上げる生パスタに対して、乾燥パスタは材料を混ぜてこねた後、空気を抜きながら乾燥させます。「乾燥」させるのと、させないのでは「もちもち」という食感にも大きな違いが出てきます。

生パスタのもちもち食感の理由は、乾燥パスタに比べて茹でる前から水分を含んでいるため、中心部にも水分が含まれていることになります。中心部から外側に向けての緩やかな水分が、生パスタのもちもち食感を生み出しているのです。

 

3.まとめ

今回は、なぜ生パスタは「もちもち」で人気なのかについてご紹介しました。もちもちとした生パスタを検討されてみてはいかがでしょうか。

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