生パスタは製造した後から食べるまでの間で保存をどうすればよいのかがわからないという声が多くあります。生パスタは、上手く保存できないと劣化して、舌触りも悪くなり、食感が硬くなってしまいます。また、味が落ちるだけでなく雑菌も繁殖してしまうでしょう。そこで、今回は、生パスタの保存方法について冷蔵保存と冷凍保存を見ていきます。
目次
1.生パスタを常温保存するのはダメ
2.生パスタを冷蔵保存する
3.生パスタを冷凍保存する
4.保存した生パスタを使用する
5.まとめ
1.生パスタを常温保存するのはダメ
生パスタは、常温保存には向いていません。何故なら、生パスタには、卵などの食材が含まれていることが多いからです。そのため、冷凍保存もしくは、冷蔵保存の保存方法を取るのがよいでしょう。冷蔵か冷凍かは、賞味期限に応じて決めることになります。
賞味期限は生パスタの種類にもよりますが、目安として2、3日で消化できるのであれば冷蔵保存、それ以上消費に時間がかかるようであれば冷凍保存にした方がいいでしょう。
2.生パスタを冷蔵保存する
冷蔵保存にする際は、密閉性の高いタッパーに入れることをおすすめします。このときにパスタにオリーブオイルを絡ませることを忘れずに行いましょう。こうすることで、使用する際に「均等に火が通らなくなる」ことや、「麺同士のくっつきをはがそうとしてブチブチと切れてしまう」ということを避けることができます。
3.生パスタを冷凍保存する
開封前の生パスタであれば、冷凍庫に保管しておけば、3、4ヶ月ほどもつことが多いようです。しかし、開封後は冷凍保存でも、なるべく5日以内には消費した方が良いでしょう。空気が入り、傷みやすくなってしまうため、気をつけたいところです。
長持ちさせるひと工夫として、小さじ1杯のオリーブオイルを入れた茹で汁で一度、茹でてから冷凍保存するという方法もあります。生パスタは茹でると保ちがよくなるからです。茹で上がった生パスタは、粗熱をとって1人前ずつラップで巻き、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍しましょう。
4.保存した生パスタを使用する
【冷蔵保存の生パスタ】
冷蔵保存の生パスタは、そのまま茹でて使用しましょう。
【冷凍保存の生パスタ】
冷蔵保存の生パスタは、解凍しないで使用しましょう。
沸かした湯に入れて、再度軽く茹でてから使います。間違って解凍してしまうと、水分が出てパスタ自体が柔らかくなり、コシがなくなってしまうだけでなく、麺同士がくっつき易くなってしまいます。茹ではじめの段階で無理に麺同士を離そうとすると千切れやすくなるので、自然にほぐれてきてから混ぜるようにしましょう。
5.まとめ
今回は、生パスタの保存方法について冷蔵保存と冷凍保存を見てきました。
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