パスタの種類とソース相性について

【はじめに】

スパゲッティー、カルボナーラ、パスタスープ、パスタサラダなどなど、パスタを使った料理にはいろいろな種類があります。
レストランやカフェのメニューとしても、家庭で手軽に食べられるご飯としても人気がありますよね。
でも、パスタって種類も味付けもたくさんあって、自分で料理するとなるとどれを選べばいいのか分からなくなりそうです。
今回は、代表的なパスタの種類とソース相性について調べました。

【ロングパスタ】

そばやうどんのような、細長い麺状のパスタです。
パスタと聞いて真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
おなじみの「スパゲッティ」も、ロングパスタの一種です。
一般的に販売されているパスタの太さは、0.9mmから10mm。
ソース相性は、基本的に細い麺にはあっさりしたソース、太い麺にはこってりとしたソースが合います。
なぜなら、細い麺はソースが絡みやすいため、こってり系のソースを使うとしつこい味になってしまうからです。
しかし、断面が丸く1.9mm前後のスパゲッティーはどんなソースとも合う万能麺と言われています。

○細い麺
ヴェルミチェッリなどのとても細い麺は、重めのソースと絡めるよりも、冷たいサラダや薄味のスープに入れるのがおススメです。

○太い麺
タリアテット、フェットチーネ、リングイネなどの太い麺には、煮込みソース、オイルソース、バジルペーストのソースなどのこってりとしたソースで食べるとおいしいです。

【ショートパスタ】

ソースが絡みやすいように短くカットされたパスタです。
種類が豊富なので、サラダ、スープ、シチューなど様々な料理の具として使われます。
また、リング型、リボン型、キャラクターの形など、形の種類も豊富です。
日本では、マカロニやペンネが有名です。

○マカロニ
短くカットされ、両側に穴が開いた円筒状のパスタ全般を指す場合もありますが、厳密には直径2~5mm、厚さ1mmのものだけを「マカロニ」と言います。
ソースが絡みやすく、オイルソース、クリームソース、トマトソースなど、相性のいいソースはたくさんあります。
また、グラタンやシチューなどにもよく使われ、汎用性の高いパスタです。

○ペンネ
ペンネは、円筒状の両端を斜めにカットしたパスタで、イタリア語で「ペン」を表す言葉が由来となっています。
唐辛子入りのトマトソース「アラビアータ」で食べるのが一般的ですが、クリームソースやトマトソースなどで味付けしてもおいしいです。
こってり味のソースを合わせるのがポイント。

【生パスタ】

生パスタとは、製造過程で生地を乾燥させないパスタです。
乾燥パスタとは違い、原料にデュラムセモリナ粉を使用するという決まりはないため、生パスタを出すお店では原料の小麦でオリジナリティを出す場合もあるようです。
だからこそ生パスタにはわざわざ「生」と付けて区別するのですね。

【最後に】

今回は、日本で特に有名なパスタと、相性のいいソースなどをまとめました。
パスタと一口に言ってもとてもたくさんの種類があるので、種類ごとの個性を活かしたり味付けを工夫したりと、メニューの幅が広がりそうですね!