生パスタは、調理のやり方によっていろいろな楽しみ方をする事ができます。時にサラダにして食べてみたり皆が好きなスパゲッティーにしてみたりと、子どもから大人・お年寄りまで人気です。また、生パスタは原材料に何を混ぜるかによって歯ごたえや味わい・ソースの辛味などが変わりおいしく食べる事ができます。
■パスタにも先祖がある
パスタの起源は、古代ローマで主食となっていたプルスという小麦やキビなどの穀物を祖焼きにし、おかゆの様に煮込んだ物がパスタの先祖とされていて「パスタ」という語源は、イタリア語で「練ったもの」という意味があり、英語で言う「ペースト」と同じ語源になります。
■生パスタになぜ卵が使われているの?
生パスタ(麺)に使われる材料に卵があります。卵には、卵以外の原料を合わせて、まとめやすくする役割と、熱を加えると固まるという特性があります。また、生パスタに卵を入れる事によって、生パスタの旨みが増し歯切れのいい(モチモチ)とした食感を生み出すことができます。
■卵入り生パスタを作るのは難しい
インターネットで、生パスタのレシピと検索すると数多くのレシピが検索できますが、実際に卵入りのパスタを作ると、結構、難しいという事がわかります。
◎卵の大きさが一定ではない為、加水率のコントロールが難しい。
◎卵が入る事で麺がふくらみ、生パスタの旨みやモチモチ感といった歯ごたえが出ない事がある。
◎卵が入る事で麺が膨張するので、薄め薄めに生地を伸ばしていく必要がある。
■卵アレルギーでも食べれるパスタがある
パスタを食べたいと思っていても、パスタの材料に卵が使われていると卵アレルギーの方はパスタを食べる事はできません。では全ての生パスタに卵が使われているの?となるとそうではありません。卵アレルギーの方でも食べられるパスタもあります。
卵が入った生パスタに比べると、卵が入っていない生パスタは、弾力は卵が入ったパスタまでには及びませんが、ツルツルとした喉ごしや小麦の香りを楽しむことができます。
お店で提供することを考えると、アレルギーを誘発しやすい卵不使用の生パスタを用意しておくことも、サービスの幅を広げるといったいった意味で有効であるといえます。
■終わりに
生パスタの旨みや歯切れのいいモチモチといった食感を出すためには、卵を入れるという事が分かったと思いますが、卵入りの生パスタを作るには、卵の選び方や生地の伸ばせ方によっては良いパスタができますが、その一方で時間が掛かったりするのでお店を切り盛りすることを考えると、製麺所製の生パスタを頼るのも1つの手ではないでしょうか?
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