皆さんは、生パスタをメニューに取り入れる際に、どの様に仕入れているでしょうか。ずっと自家製の生パスタを提供し続けているという方もいることでしょう。今回は、生パスタを製麺所で仕入れるメリットについて考察していきます。
生パスタの特徴について
生パスタは乾麺に比べて、食感と風味を楽しむことが出来ます。小麦粉(品種は決められていない)・水・塩・オリーブオイル・卵などの原材料を混ぜ合わせた後、その生地を様々な形状にカットしていきます。乾燥処理を省いて調理を行うので、小麦粉の風味を残すことが出来るのです。
生パスタの形状の種類について
生パスタの形状は様々な種類があります。まず生パスタは、スパゲッティの様なロングパスタとマカロニの様なショートパスタの2種類に大きく分けることが出来ます。そして形状の種類ですが、ラザニアの様に板状のものや見た目が華やかなリボン型のファルファッレ、貝殻の様なコンキッリェ、団子型のニョッキ、そして平たいフィットチーネというのもあります。
製麺所での生パスタの製造方法について
まず、専用の機械で混ぜ合わせた生地に塩を入れた水を加えて、こねる作業を進めていきます。その後、生地を伸ばして熟成装置の中で約1時間寝かせ、注文を受けた形状に整形していきます。仕上がった後、品質性のチェックで何も問題がなければ、出荷することになります。この様に、生パスタの全ての製造工程を修了するまでには、かなりの手間がかかってしまうのです。
なぜ生パスタは長期保存することが出来ないのか
前述した様に、生パスタの場合、乾燥をさせていないので、品質管理が難しいです。保存方法を間違うと、生パスタの特徴を失ってしまう恐れがあります。最悪の場合、死滅させることが困難だと言われる、食中毒の原因である雑菌が繁殖しやすいため、日持ちさせるのは難しいです。製麺所の生パスタなら、品質管理で悩むこともなくなります。
生パスタのメリットについて
調理を行う際の生パスタのメリットと言えば、乾麺よりも茹で時間を短縮出来る点です(形状にもよりますが、約2~4分で終了します)。そして、水分を吸収しやすいという特徴があるため、パスタの仕上げの決め手となるソースも絡めやすいです。
仕入れ先を製麺所にすることのメリットについて
先ほど説明した様に、自家製で生パスタを製造するには、原材料を用意するだけではなく、製造するための機械なども取り寄せる必要があります。そのため、費用も時間もかかってしまいます。
また、全ての工程を一人で行うには無理があります。そのため、別途で人件費もかかります。製麺所で仕入れることによってこれらの問題点が解決されるほか、安全な品質の生パスタを手に入れることが出来ます。
メニューのバリエーションを増やす方法について
製麺所を利用することによって、仕入れたい種類を必要な分量だけ購入することが可能です。製造する負担を軽減させ、さらにメニューのバリエーションを増やすことで、売り込みを図ることにも繋がります。
また、自家製の生パスタプラス、製麺所の生パスタの2種類を提供することで、幅広い年齢層の、お客さんのニーズに対応することが出来ます。
まとめ
製麺所の生パスタは、衛生管理を十分に行い製造され、さらに出荷前には品質性のチェックも行っています。製造にかかる費用や人件費なども削減出来て、メニューも充実させられるのでおすすめです。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。