生パスタによく合うメニュー

打ち立ての生パスタは、それだけである意味、完成形と言っても良いものです。アルデンテにゆで上げたパスタに、オリーブオイルと軽く塩を振っただけでも、もうそれで立派な一品として出来上がっていると言えるのではないでしょうか。今回はそんな生パスタの美味しい頂き方をご紹介いたします。

生パスタとは?

生パスタは、乾燥パスタと違いそのモチモチとした食感が大きな特徴です。今まではスーパーなどでよく見られた乾燥パスタがパスタの主流でしたが、最近ではコンビニなどでも「生パスタ」を売りにした商品を見かけるようになりました。

ではまず生パスタとは何か、からご説明させていただきます。パスタの作り方の基本は、小麦粉に水・油・卵を合わせて練った生地を薄く延ばし、色々な形に整形したものをパスタと呼んでいます。その際出来上がったものを乾燥させないままのものを生パスタと呼びます。

こうやって生パスタを一から作るには結構な手間が掛かりました、その為日本などでは、この生パスタを乾燥させたものを「乾麺」として使用する事が殆どでしたが、最近では生パスタも製品として見かける事も多くなりました。

そもそも生パスタと乾燥パスタは、何がどのように違うのでしょうか。まず乾燥パスタはイタリアにおいても規定があります、乾燥パスタに使われる小麦粉はデュラムセモリナ粉100%でなければなりません。これは日本でも同じようです。

一方、生パスタに使われる小麦粉はご自身の好みの小麦粉で大丈夫です。パンなどに使う強力粉などで作られる生パスタもあります。使う小麦粉により出来上がるパスタは特徴的なものが多いのが、生パスタのある意味醍醐味です。

生パスタの特徴

パスタは通常茹で上がるのに、乾燥パスタの場合は7分から9分程度掛かるものですが、生パスタは、早いもので2分から4分で茹で上がります。また乾燥麺と違い乾燥する過程がないので、出来上がりの際に小麦の香りや味がしっかりと感じられることが特徴です。

生パスタの一番の特徴でもある、モチモチとした食感はどのソースにもよく合い、ソースと絡み合う生パスタはより一層美味しく頂けるのではないでしょうか。しかしその反面、生パスタは乾麺と比べると麺が延びやすいという事は言えます。

生パスタは作ったらなるべく早めにお召し上がりください。せっかくの食感や味にも影響が出やすいのが生パスタの特徴でもあります。作り方も比較的簡単ですので、一度手作りの生パスタに挑戦なさってみても良いかも知れませんね。

生パスタによく合うメニュー

生パスタの食感、パスタ本来の味をお楽しみになりたいなら、「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」などがお勧めです。味付けに使用するものはニンニク・オリーブオイル・唐辛子だけのとてもシンプルなメニューです、まずは麺の味を楽しみたいならこれでしょうか。

しかり生パスタは基本、どのソースにも良く絡み合いトマトソース系でも生クリームを使ったメニューでもとても相性は良いものです。是非、色々なメニューに挑戦していただき生パスタを満喫して下さい。

まとめ

今までパスタと言えば乾麺中心だった方にも、生パスタは普及し始めています。初めて生パスタをお試しになった方は、その食感に驚かれることかと思います。手軽にできる乾麺と同じく最近では生パスタも入手が容易になってきました。この機会にぜひ生パスタもお試しください。

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