今回は、”これからお店を開店したい”、もしくは”開店したばかり”という方の抱える悩みについて、お話していきたいと思います。事前にどんな悩みが出てくるかを知っておくだけでも、開業に関する不安を和らげる効果がありますので、早速みていきましょう。
■コンセプトはブレていけない。
開店準備をする前にまず、最初に決めておかなければならない事があります。それは、お店のコンセプトです。どういった人に、どのような商品を提供したいのか、これは事業を始めるうえで絶対に決めておかねばならない事です。
コンセプトは、お店の雰囲気、メニュー、価格設定、すべてに影響します。逆に確固とした、”ブレないコンセプト”があれば、お店の立地選びから、テーブル、イスなどの選択、スタッフの教育まで、あまり悩まずに決められるでしょう。
■開店を知らせるチラシを配ったのに捨てられていた。
店のご近所さんの心証を損ねるのはよくないのはもちろんですが、道端に捨てられて踏みつけられたチラシは、店のイメージまで悪くしてしまいます。また、捨てられたチラシに対してのクレームは捨てた人ではなく、チラシに記載されている店に来ます。
関心を示さない人に無理にチラシを渡すのはポイ捨ての原因になります。チラシは、声を掛けて興味を示した人に渡すようにしましょう。
■スタッフが集まらない・すぐに辞めてしまう。
お店を開業する場合、店主である自分一人だけですべての業務を処理するのはなかなか厳しいものがあります。大抵の場合は、アルバイトでスタッフを雇う事になると思います。
店舗の開店に合わせて求人広告を出したり、お店に貼り紙をしたりしていても、なかなかいい人材と巡り合えないままで開店予定の日をむかえてしまった! そんな事もありえます。
スタッフの募集は十分に時間的な余裕をもって開始し、できるだけ多くの応募者からお店の雰囲気にあった人を選びましょう!
また、せっかく雇ったスタッフがすぐに退職してしまわないように、スタッフのモチベーションを維持するように心がけましょう。
時には将来のビジョンについて語り合ったり、職場での人間関係の悩みを聞いてあげたり、休業日にスタッフみんなでバーベキューというのもいいかもしれません。
仕事を覚えた後の退職理由のほとんどは、職場での人間関係に起因するものがほとんどです。店の雰囲気に直結する問題なので、常に気を配りましょう。
■まとめ
今回は、『飲食店、開業前と開業直後によくある悩み』と題してお送りしてきました。
開店前と開店直後によくある悩みとその対策をお話しましたがいかがでしょうか。少しは不安が和らぎましたでしょうか?飲食店の経営は一筋縄ではいきません。開店前も開業後も日々、悩み、努力しながら寄り寄り店を目指していきましょう。
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