惣菜を購入されるとき、成分表示を気にしていらっしゃる方は少なくないでしょう。たとえば健康に気を使っている方なら、含まれている塩分濃度はどれくらいかをチェックしたいところです。この記事では栄養成分表示を参考に、惣菜を選ぶ際に確認したいポイントについて紹介いたします。
表示が義務付けられている必須5項目について
食品には栄養成分の表示が義務付けられており、以下の全5項目が順番に記載されています。単位は「エネルギー(熱量)」のみ「kcal(キロカロリー)」であり、残る4項目はすべて「g(グラム)」です。
1.エネルギー(熱量)
生きていく上で必要不可欠であり、身体を動かすためにも必須となります。摂取に対する消費のバランスで体重が変化します。
2.たんぱく質
毛や爪、筋肉の元になり、酵素やホルモンの材料になるなどの働きがある栄養素です。
3.脂質
細胞膜の元になり、脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)の吸収を助けます。重要なエネルギー源である一方、とり過ぎると肥満や心疾患のリスクを高めます。
4.炭水化物
糖質と食物繊維に分けられ、糖質は体内で分解されたとき、ブドウ糖などになります。脳や神経組織などのエネルギー源として重要ではありますが、取り過ぎると脂肪に変化し、肥満の原因になります。
5.食塩相当量
食品中のナトリウムの量を食塩量当たりに換算したものです。ナトリウムは生命の維持に欠かせないミネラルであるものの、取り過ぎると血圧が高まるなど、病気となるリスクを誘引します。
エネルギー量の計算方法
ここでは食品栄養成分表示からエネルギー量の計算方法を説明いたします。それぞれの食品から割り出した数字を基に、惣菜を選ばれるとよいです。
注意したいのが栄養成分表示の右側にカッコで記載される「表示単位」というもので、食品によって「100g当たり」「100ml当たり」「1個当たり」「1食当たり」など、表記は様々です。
たとえば100g当たり60kcalの惣菜を70g食べた場合のエネルギー量は
60 × 0.7 = 42
となり、42kcalを摂取したことになります。
同様に100g当たり30gの食塩相当量を含む惣菜を60g食べたなら
30 × 0.6 = 18
となり、18gを摂取したことになります。
惣菜の選ぶ際のポイント
上記を踏まえ、食品ごとの表示を比較し、塩分が気になる方であれば食塩相当量のより少ないものを選ぶなどして、惣菜を購入してみるとよいでしょう。
まとめ
健康志向が高まっている昨今、食品の選び方には十分に気を使いたいものです。惣菜をお買い求めの際はぜひ成分表示をチェックし、より有益な食生活を送っていきましょう。
菅野製麺所の皮類製造現場は、全国製麺協同組合連合会のHACCP高度化計画の認定を受けていますので、安心して召し上がっていただけます。餃子やシュウマイ、肉まん、あんまんなどの点心を家庭の食卓で楽しめます。こだわりぬいた食材と製法で作られたひと味違う点心をぜひご賞味ください。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。