健康を考えた惣菜の選び方について

現在は共働き家庭やひとり親家庭も増えてきて、食卓の形も便利で簡単なものを選ぶ考え方が増えてきました。その中の1つに「惣菜」の活用が挙げられます。忙しい日に惣菜を活用する事で、実は健康も時間も手に入ります。今回は、その内容を見ていきましょう。

たんぱく質と野菜を考えて選択する

お惣菜を選ぶ時、栄養バランスを考えて選ぶことが大切になります。1つのポイントとして、たんぱく質食品にプラス野菜料理を選ぶとよいでしょう。肉・魚・卵・大豆食品には良質なたんぱく質が含まれます。

肉や卵が多く、種類が偏らないようにしてバランスの良いお惣菜選びを心がけたいところです。大豆製品のお惣菜では、高野豆腐の煮物や五目豆、白和えなどがあります。サラダに豆腐を加えたり、納豆も良いでしょう。

魚の料理を選択する

市販のお惣菜では、肉料理が多く魚料理は少ない傾向にあります。お惣菜に頼りがちな方、昼食はコンビニをよく利用する方は栄養のバランスが心配です。最近のコンビニやスーパーでは、手軽に「ホッケの塩焼き」が手に入ります。ホッケの塩焼きは、高たんぱくでありながら糖質はゼロでダイエット中の方にも健康的でお勧めです。

野菜や海藻をしっかりとる

現代は野菜不足な方がたくさんいます。そこで惣菜を選ぶときにも、選び方1つで変わってきます。ほうれん草やカボチャ、人参など色の濃い野菜をなるべく選ぶと良いでしょう。
毎日の食生活に緑黄色野菜を取り入れる事でBカロテン、ビタミンCやビタミンK、葉酸、カリウム、食物繊維が取れます。

さらに鉄やカルシウムなどのミネラルを含む野菜もあるので、意識して摂取すると良いでしょう。

調理法を重ねない

炒め物、揚げ物、蒸し物、焼き物、調理方法はたくさんあります。炒め物と揚げ物が一緒に食卓に並ぶと、油の取りすぎです。煮物が重なると、塩分の取りすぎになります。調理方法は重ならないように気を付けましょう。

惣菜のお供のご飯は白米を選択する

市販のお惣菜が濃い味付けが多いので、お惣菜のお供には白いご飯が良いです。さらに栄養を考えるなら、雑穀や玄米を加えて炊くと不足しがちなミネラルや食物繊維が補えます。

栄養成分表示を確認する

惣菜を活用する際には、内容をよく知る事が大切です。コンビニのお惣菜、デパートの食品売り場のお惣菜は、栄養成分表示や食事バランスガイドのコマの表示がされているものが増えてきており、選ぶ際の参考にすると良いでしょう。

市販のお惣菜には、栄養表示の他にもJAS法・食品衛生法などの法律に基づいてアレルギー表示、消費期限、原材料、添加物、保存方法なども表示されていて私達が安全に食品を選ぶことが出来るようになっています。購入の際には、チェックしていきましょう。

まとめ

今回は、健康を考えた惣菜の選び方について見てきました。惣菜は手軽であり、身近に手に入るようになりましたが、栄養バランスを考えて選ぶことが大切だという事がお分かり頂けたと思います。今回の内容が、皆さんの健康にお役に立てる事ができれば幸いです。

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