冷凍食品でも”腐る”ことがあるって知っていますか!?

冷凍庫で保存する便利な冷凍食品。どこの家庭にもストックがあると思いますが、冷凍食品に賞味期限があるのを不思議に思ったことはありませんか?冷凍食品なのに腐るの?、凍っているから大丈夫じゃない?そんな風に思っている方へ向けて、詳しく解説します。

冷凍しているからいつまでも保存できるわけじゃない

実は、家庭用冷蔵冷凍庫の冷凍室の温度は、業務用の冷凍庫よりも高い、-18℃前後です。業者の持っている業務用の冷凍庫であれば、それよりさらに低い‐20℃から‐30℃程度です。中には‐60℃で保存できる冷凍庫もあるそうです。

家庭用冷蔵冷凍庫の冷凍室と業務用冷凍庫では食品の保存温度に違いがあるということをまずは知っておきましょう。

ところで、冷凍食品の賞味期限をきちんと把握していますか?冷凍庫に入れているからいつまでも大丈夫だと思ってしまっていないでしょうか?家庭用の冷凍庫で食品を保存できる期間は、通常2~3ヶ月程度、最長でも4ヶ月程度と言われています。

しかしながら、冷凍室の中でも、ドアを開閉するたびに外気に触れてしまうドアポケット部分に収納している食品の保存期間は、前述の期間よりもさらに短い1~2ヶ月程度と考えた方が安全です。

冷凍室の使い方で気を付けるべきこと

冷凍室で保存している食品を腐らせないためには、幾つかの注意点があります。順番に解説します。

冷蔵冷凍庫を壁にくっつけない

家庭用冷蔵冷凍庫を設置する際にやってしまいがちな失敗が、壁に近すぎる位置に設置することです。壁との距離が近すぎると、冷蔵冷凍庫内の熱を上手く輩出することが出来なくなるため、冷凍室内の温度が上がってしまう原因になります。冷蔵冷凍庫を設置する際には、壁から10センチ以上離して設置する様にしましょう。

霜を取る

冷凍室内に”霜”が付いていると、冷気が十分冷凍室内に行き渡らないため、温度が高くなる原因になります。霜は小まめに取る様にしましょう。その際の注意点としては、冷蔵冷凍庫を壊さない様にするため、無理に削り取るのではなく、電源ケーブルをコンセントから抜いて霜を溶かした方が無難です。手間はその分かかってしまいますが安全第一で行いましょう。

食品を熱い状態で入れない

調理後、まだ熱い状態の食品を冷凍室に入れることも避けて下さい。既に保存しているその他の食品が溶けてしまい、傷んでしまう原因になります。食品を冷凍室にしまう際には、粗熱を取って十分に冷めてからにしましょう。冷凍室に入れる前に冷蔵室に入れて温度を下げるというのも有効な方法の一つです。

まとめ

今回は、家庭用冷蔵冷凍庫に保管している食品がなぜ腐るのか?をメインテーマにしてお伝えしました。正しく理解して食品を安全に保存することに留意しましょう。

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