皆さんは、原価率とは何かご存知ですか?利益を出すためには、原価率について把握しておくことが大切なのです。そこで今回は、惣菜の中でも冷凍食品の原価率についてご説明します。原価率が高いときにどのような対応を考えるべきなのかについても解説いたしますので、ぜひご参考にしてみてください。
目次
1.原価率とは
2.惣菜の中でも冷凍食品の原価率の目安
3.原価率が高いときの対応の仕方
4.まとめ
1.原価率とは
原価率とは、売上高に対する原価の割合のことをいいます。計算式にすると、売上原価÷売上高×100で原価率を求めることができます。
原価率が高いと、売上に対する材料費の割合が多いということです。 売上から経費を引いたものが利益になるので、原価率が高いほど利益が少なくなります。 逆に言えば、売上が同じで原価率が低ければ利益は多くなります。 つまり、利益を増やしたければ原価率を低く抑えるべきなのです。
2.惣菜の中でも冷凍食品の原価率の目安
惣菜の中でも、冷凍食品の原価率の目安は約22%と言われています。そもそも、原価率は業種や商品によって異なります。そのため、冷凍食品の中でも原価率は異なります。
冷凍食品は、陳列しているだけで電気代がかかります。そのため、そのようなことも考慮した上で目安とされる数値も決められているのです。
3.原価率が高いときの対応の仕方
原価率が目安よりも高かったときの対応の仕方を3つご紹介します。
・販売価格を見直す
これまでの販売価格を見直す必要があるでしょう。その際には、顧客目線を忘れずに市場価格とかけ離れすぎない範囲で設定することが大切です。
・在庫管理を見直す
在庫管理がうまくできていないと、いつまでも商品が放置され商品価値が下がったり、適切な管理がされずにロスになったりします。その結果、原価率を高めて利益率を押し下げてしまうので、在庫管理の見直しを行いましょう。
・原価率の異なる商品をセットで売り出す
原価率が高くよく売れる商品と、原価率が低くあまり売れない商品をセットで販売する方法があります。そうすることで、原価率を伸ばすことができます。
4.まとめ
今回は、惣菜の中でも冷凍食品の原価率についてご説明しました。冷凍食品の原価率の目安は約22%だということがわかりましたね。また、原価率が高い場合の対応として、販売価格や在庫管理を見直すことが大切だということもわかりました。ぜひこの記事を参考にして、原価率に関する知識を身につけてみてはいかがでしょうか。
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