飲食店開業において、経費の存在とは?  

飲食店を開業する上で、経費の取り扱いは売上に影響してきます。そこで今回は、飲食店開業における経費の扱い方について、経費の種類や売上とのバランスの取り方を中心にご紹介します。

 

目次

1.飲食店の経費の種類

2.売上と経費のバランス

3.損益分岐点とは

4.まとめ

 

1.飲食店の経費の種類

そもそも経費とは、運営にかかる費用のことです。その中で、全体に大きく占める3つの経費についてご説明します。

<人件費>

スタッフへ支払う給与手当や福利厚生費のことです。

<賃料>

賃料の適正比率は売上の710%といわれています。あまりにも高いと経営を圧迫してしまうので、注意が必要です。

<材料費>

材料費があまりにも高いと、お客様が満足しても経営が苦しくなります。逆に、低すぎると料理の品質を下げてしまうことになり、顧客満足度が低下しかねません。

 

2.売上と経費のバランス

お店の売上を上げることと経費を抑えることは、バランスが大切です。

具体的には、客単価を低めに設定して食券制度やセルフサービスを実施することで、人件費を減らす効果があります。これは特にラーメン店では、会計に人出を取られることがないので有効な手段となります。また、材料費に関しては、場合によってはターゲットに合わせてメニューを限定することで無駄な仕入れを抑えることができ、食品ロスを減らせます。さらに、家賃対策としては、隠れ家的な飲食店として駅前から離れた不利な条件でもマイナス面をお店の特徴として売り出すことで、安い店舗を借りることができます。

 

3.損益分岐点とは

損益分岐点とは、かかる費用を収益でカバーでき、損益が「0」になってこれ以降は利益が出るという売上高をいいます。家賃や水道光熱費を固定費として、人件費や材料費を変動費として把握します。売上の変動でも影響しないのが固定費であり、売上によって変わるのが変動費ということです。

損益分岐点を求めるには=固定費÷(1-変動費÷売上)

損益分岐点>売上=赤字であり、損益分岐点<売上=黒字となります。

 

4.まとめ

今回は、飲食店開業における経費の存在についてご説明しました。経費の種類には、人件費や材料費などがあり、売上とのバランスが大切だということもわかりました。これから飲食店を開業しようとお考えの方の参考になったら嬉しいです。

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