食べ物の安全性を確保する「HACCP認証」~取得までの流れや期間は?~

「食品衛生法」の改正によって、すべての食品事業者に「HACCP」の導入が求められることになりました。衛生管理を徹底するための「HACCP認証」には、どのくらいの期間がかかって、どのような流れになっているのかについて見ていきましょう。

HACCP認証

HACCPの導入が制度化されることになり、どのように導入をしようか検討されている事業者も多いと思います。重要なのは、導入は事業者だけで可能ですが、「認証・認定」は第三者機関でなければできないということです。

HACCP「認証・認定」機関

〇「民間審査機関による認証」
●フードチェーン全体を適用範囲としている。
●手引書や事例が存在しない製品や業種が多い。
●審査が審査員の力量に左右されてしまう可能性が高い。
●人材教育やコンサルティングなどの費用がかかる可能性が高い。

〇「総合衛生管理製造過程」
●厚生労働省の認証制度。
●対象製品が限られている。レトルト食品、缶詰、容器包装詰加圧加熱殺菌食品、かまぼこ、はんぺんなどの魚肉練製品、清涼飲料水、食肉製品、乳製品。

〇「業界団体認証」
●業界団体による認証は、適用範囲が業界・業種に限られている。HACCP支援法で指定されている認定機関に登録されている団体から自社が該当する協会または、団体等に確認が必要。

◎「地方自治体による認証」
●地域HACCPは独自に定めた基準により審査をする。
●対象製品、適用範囲が限定されている。
●中小企業でも取得しやすい。
※自治体により指定されている機関であることが多いので、自治体のHPなどで確認しましょう。

HACCP認証のスケジュール

大まかな取得までの流れです。あくまで一例ですので、この通りに進めなければならないわけではありません。

①「HACCP担当チームの立上」
「HACCP認証」を取得することを従業員全員に表明し、担当チームを結成します。

②「HACCP担当チームの教育」
「HACCPの知識、必要性」などを理解するためにチームの教育を行います。

③「一般的衛生プログラム(PP)の検討」
HACCPを運用するための基礎をつくります。

④「作業手順(SOP)の作成」
「一般的衛生プログラム(PP)」を管理するために、「作業手順(SOP)」を文書化します。

⑤「衛生標準作業手順書(SSOP)の作成」
クリーニングや※サニーテーションの手順を文書化します。
※サニーテーションは店内を清潔に保つための、衛生面での洗浄や殺菌作業のことです。

⑥「HACCPシステムの構築」
危害分析をし、重要な管理点や管理の基準を設定し「HACCPシステムの構築」をします。

⑦「保存方法および記録の設定」
HACCPを実施したことの記録や保存の方法を決定します。

⑧「問題対応マニュアルの作成」
クレームなどの処理の対応手順書、リコールの手順書を作成します。

⑨「HACCPマニュアルの作成」
全従業員でHACCPに取り組めるようにマニュアルを作成します。

⑩「製品安全データシートの作成」
化学物質等を含む製品の譲渡および、提供する際に添付する取扱説明書を作成します。

⑪「HACCP認証の事前審査」
コンサルティングによる事前審査を受けて、指摘のあった事項を改善します。

⑫「HACCP認証の事前審査」
正式にHACCP認証を取得します。

まとめ

「HACCP」 の認証、認定取得にかかる期間は、各事業者の衛生管理の状況によって違ってきます。少なくとも、数か月は要すると考えておきましょう。

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