「haccp(ハサップ)」って何?わかりやすく説明してみよう!

「haccp(ハサップ)」って何?わかりやすく説明してみよう!

haccp(ハサップ)」をご存知ですか?

新店開業の際にhaccpが必要だと聞いた方もいらっしゃると思います。今回は、そんな「haccp」について説明します。

 

haccp(ハサップ)」について

haccp」とは、食品の衛生管理の手法のことです。皆さんは「haccp」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?以前、テレビの情報番組で少しだけ取りあげられたことがありますが、記憶に残っている方は少ないと思います。食品衛生の管理に関する事柄なので、ほとんどの方が関係のないニュースだと思ってしまいますよね。

しかし、近年では食品の包装や外箱に「haccp」のマークがついた食品が徐々に増えつつあるのです。そこで今回は、皆さんに少しでも「haccp」のことを知っていただきたいと思っています。

 

haccp(ハサップ)」の由来

今や、「haccp」の衛生管理は世界の標準規格となりつつあります。食品の衛生管理は、アメリカから始まり現在では世界中に広がりを見せています。

haccp」はそもそも、「Hazard(危害)Analysis(分析)、Critical(重要)、Control(管理)、Point(点)」の頭文字をとってできた造語です。日本ではそのままの直訳で、「危害分析重要管理点」と言われています。これは、微生物やゴミなどによる被害に対しての管理を徹底的に行うことを目的に発足された世界規模の「食品衛生法」に近いものとしても知られています。食品の製造過程や流通経路における「起こりうる被害」に対して未然に防ぐ手段となっているのです。

haccp」は元々、アメリカの航空宇宙局NASAの食品管理からアメリカ食品医薬品局の管理の下で缶詰食品の製造基準として導入されました。それが今日でも基盤となっています。今も昔も目指すところは「食の安全」ということです。

 

義務化された「haccp(ハサップ)」

haccp」は、20186月の国会において食品の衛生管理の義務化(制度化)として制定されました。世界共通の「食品の衛生管理」として日本も遅ればせながら介入しました。

haccp」の義務化は、今後の日本経済に大きな影響を与えるでしょう。逆に言えば、「haccp」の認証がなければ食品関連の取引ができなくなってしまうので、関係者各位は大慌てとなることが想像できます。

中には、いち早く「haccp」の導入を行って、当たり前の業務として認識している食品業者も存在していますが、食品の安全面や危険予測を完全な体制に整えるには輸送業者に対しても徹底的な管理指導が求められるでしょう。

 

まとめ

今回は、「haccp(ハサップ)」についてご説明しました。ご興味持たれた方はぜひ一度「haccp」について調べてみてはいかがでしょうか。「haccp」の義務化が完了ではなく、今後も様々な課題に対して対応していくべきでしょう。「食の安全」がさらにレベルアップする日が楽しみですね。

菅野製麺所の皮類製造現場は、全国製麺協同組合連合会のHACCP高度化計画の認定を受けていますので、安心して召し上がっていただけます。餃子やシュウマイ、肉まん、あんまんなどの点心を家庭の食卓で楽しめます。こだわりぬいた食材と製法で作られたひと味違う点心をぜひご賞味ください。

株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

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