中華麺の中で最も高カロリーなつけ麺に迫る

のど越しのしっかりした中華麺を、濃厚なスープにくぐらせズズーッと豪快に食べるつけ麺。ラーメンとは違う魅力があり、その人気は専門店も登場するほどになりました。そのようなつけ麺のカロリーと栄養について迫ってみましょう。

中華麺がメインであるが故に

つけ麺はお店によって中華麺の量も味付けも異なります。そのようなことから、一概にカロリーを算出することはできませんが、ラーメンとつけ麺でその違いを比較してみましょう。

ラーメンはスープを絡めた麺と一緒に、トッピングされた具材を一緒に味わうことができますが、つけ麺は、冷水で締めた中華麺を、別皿のスープに浸しながら食べていきます。食べ方が違うだけで、カロリーに違いはないように思えます。

しかし、ラーメンでも高カロリーといわれる味噌バターラーメンの平均カロリーが580キロカロリーであるのに対して、つけ麺の平均カロリーは633キロカロリーとなります。

なぜ、つけ麺はラーメンに比べてカロリーが高くなるのかというと、つけ麺は、盛りそばのように中華麺がメインという位置づけで、麺の量がラーメンの1.5~2倍で提供されるのが一般的です。

その太さも、濃いめのスープに負けないように太めの中華麺を使用しています。そのようなことから、ラーメンと比較して中華麺の量の多さがカロリーを高くしてしまっているのです。

栄養素の主軸は炭水化物

つけ麺で使用される中華麺の栄養素として、最も多いのが炭水化物です。しかし、他の麺と異なるのはタンパク質の量が多いことです。麺100グラムを基準として、うどんのタンパク質が2.6グラムであるのに対して、中華麺は4.9グラムです。

これは、中華麺にタンパク質を多く含む強力粉が使用されていることや、製品によっては卵が使われていることによるものです。

栄養素は、トッピングの具材によっても変わってくるので、タンパク質の含まれたチャーシューや煮卵をチョイスしたり、食物繊維の摂れるもやしや海苔を加えたりと、工夫をすることで、栄養バランスの良い一品となります。

おススメの食べ方

他のラーメンに比べてカロリーが高いつけ麺ですが、カロリーを気にする方におススメの食べ方があります。通常は、麺を冷やして食べるつけ麺ですが、麺を温めて食べる「温盛(あつもり)」で食べると、冷たい麺よりゆっくりと食べることができます。

時間をかけて食べることで、満腹中枢が満腹感を感じることができ、食べ過ぎ防止につながります。

その他にも、メニューの中からできるだけカロリーの低いスープを選ぶことが、カロリーを抑えることにつながります。塩、しょうゆの順になりますので、カロリーを気にしつつもつけ麺を楽しみたい方はあっさりしたスープを選んだ方が良いでしょう。

まとめ

つけ麺は、ラーメンに比べてカロリーが高くなりますが、その味わいは癖になることからダイエットをしていても、食べたくなるものです。どうしても食べたくなったら、スープを薄味にするなどちょっとした工夫でカロリーを抑えることができます。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

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