中華麺の王道といえば「ラーメン」ですが、アレンジ次第で様々なメニューを作り出せる万能な食材が中華麺なのです。中華麺は性別、世代を超えて人気のある食材です。ここでは、中華麺の魅力とアレンジ方法について説明していきます。
中華麺の魅力
日本人を虜にしてやまない中華麺は、小麦を製粉した小麦粉が原料となります。日本では1年間におよそ640万トンの小麦が消費され、世界でも有数の小麦消費国となっています。
全てが中華麺に使用されるのではなく、パンや、お菓子などに使用される小麦ですが、日本人は小麦が好きで、国民ひとり当たりの消費量は、年間約30キロにもなります。
中華麺に使用される小麦は硬質小麦で、特徴はグルテンが多く、グルテン質の強さになります。うどんや乾麺に使用される中力粉、ケーキや菓子、天ぷらに使用される薄力粉と、料理によって小麦の種類が異なり、中華麺のシコシコした歯ごたえはグルテンが多く、質が高い硬質小麦により作り出されます。
中華麺の魅力はシコシコした歯ごたえだけではなく、コシと滑らかさにあります。それを作り出すことに欠かせないのはかん水です。
かん水を小麦粉に加えると、グルテンに作用します。グルテンは無機質、アルカリ性の物質に反応し、引き締まる性質があるので、中華麺独特のコシと滑らかさを作り出せるのです。
そのような材料を基に作られる中華麺は、日本人の味覚とシコシコというような食感を刺激し、心理的な満足感をもたらしてくれます。
中華麺はアレンジすることで万能食材に!
ラーメンを提供するお店では、大量に中華麺を仕入れますが、ラーメンだけで消費するにはもったいないくらい中華麺はアレンジ料理に適した万能食材なのです。
中華
中華麺はラーメンだけでなく、様々な中華料理にアレンジすることができます。ひとつの器にスープと具と麺が絶妙にマッチしたラーメンはお店の看板として提供し、他にもサブメニューがあるとお客様が何度でも足を運びたくなるので心強いものです。
メニュー展開としては、あんかけ焼きそば、ちゃんぽん麺、台湾まぜそばなどがあります。
イタリアン
中華麺を利用することで、パスタを茹でる時間も手間も必要なく、素早くお客様へ提供できる一品が仕上がります。「ラーメン屋だけれどもパスタ料理も楽しめる」そのようなメニュー展開もお客様を飽きさせない工夫といえるでしょう。
メニュー展開としては、ナポリタン、カルボナーラ、ペペロンチーノ、たらこパスタなどがあります。
サラダ
ラーメン屋に行くのは男性だけとは限りません。また、最近では男性客でも健康志向の方が増えてきています。中華麺と一緒に野菜が取れるサラダを提供するのは、健康志向にシフトしてきた現代社会に沿った流れといえそうです。
メニュー展開としては、野菜たっぷりラーメンサラダ、豚肉入りラーメンサラダ、中華麺の生春巻きなどがあります。
まとめ
日本人は米同様に古くからそばやうどんを食していますが、最近ではラーメンの人気が上り調子です。そのラーメンに使用されている中華麺は、アレンジが自在で万能食材となっています。ラーメン屋に居ながらにしてイタリアンが食べられるなど、アレンジ次第で提供できるメニューが増えるので、オリジナルのメニューを開発してもいいかもしれません。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
公式サイト
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