色々なレシピやアレンジが可能な中華麺の使いやすさ

中華麺はどんな料理にも合わせられるようにアレンジのし甲斐があるのが魅力です。料理のレシピが無数にあるように、中華麺の組み合わせも無数に存在します。それには、中華麺の作り方が素材に合わせて作られている事もあります。万能なアレンジが期待できる中華麺をレシピと共に紹介しましょう。

中華麺の豊富さ

中華麺がラーメンに使用されるのは、以前までの話で最近はアレンジの仕方によって、無国籍料理として日本のレシピにこだわらないのが、オリジナリティとして主張する時代になってきました。

中華麺の種類を分ける決め手

1.小麦粉の配分
小麦を粉砕して、ふるい分けしたものでも粒度が粗いものは「セモリナ」と呼ばれ、ふるい分けされないものは「全粒粉」と呼びます。小麦粉は、小麦粉の中のタンパク質量によって分類されています。

・薄力粉はタンパク質量が6.5~8.0%でお菓子全般に使用します。
・中力粉は、8.0~9.0%で、ゆで麺や乾麺に使用します。
・準薄力粉は、10.5~11.5%で中華麺に使用します。
・強力粉は、11.5~12.5%でパンに使用します。

2.かん水の使用
生地をアルカリ性に練り合わせる効果で黄色い色に変化します。また、コシと風味を生み出す効果があります。

3.加水率の違い
通常の加水率は35%を基準にして、水分の低い低加水麺の場合は、スープを吸収しやすくなり麺が伸びやすく硬めになります。多加水麺の場合は、スープを吸収しにくくなり食感はモチモチになります。

4.麺の太さや形状
麺を切る工程で切り刃の番手により太さを決めていきます。その中でも、ストレートな麺や縮れ麺、平打ち麺などがあります。

中華麺とレシピ・アレンジ

中華麺がラーメンの種類に合わせるように、料理やレシピにも合わせる事ができる万能とも言えるほどの素材として重宝されています。これは一般の家庭だけの話ではなく、無国籍な料理として色々なレシピに対応できる素材であるからです。

エスニックな中華麺レシピ

中華麺をタイ風にアレンジした料理です。ナンプラーの特徴を活かしてレモンの味付けで調理すれば、仕上げにパクチーを飾り付ける事で、エスニック料理が完成します。

サラダチキンを使用した激辛の冷やし麺

ツルツルな食感のある冷やした中華麺を用意して、四川料理に欠かせないスパイスの「花椒(ホアジャオ)」を絡めるだけで、単調な味わいのサラダチキンに激辛のアクセントが加わり、冷たい中華麺をさっぱりと味わう事ができ、食欲がない場合でも辛みとあっさりした食感で食べやすいです。

台湾風のまぜそば

生姜やにんにく、豆板醤を炒めて豚ミンチを絡めて味噌を作り、麺つゆと香味油を混ぜ合わせた特性のタレに、太めの茹でた中華麺を混ぜ合わせます。仕上げに、もやしやネギ、ニラやおろしにんにく、魚粉と海苔で飾り付けすれば、食べる時に混ぜ合わせる台湾風のまぜそばができます。

パスタレシピも色々合う

中華麺は、定番の焼きそばだけではありません。パスタを作る要領で食材を用意すれば、和風のパスタではなくて、洋風の中華麺が完成します。

トマトソースやハムや玉ねぎだけで、中華麺を炒めると赤みをおびたナポリ風中華麺の出来上がりです。他にも、チーズや卵を牛乳やクリームで濃厚なソースを作り、中華麺に絡めるだけでカルボナーラ風の中華麺ができてしまいます。

サラダ風なレシピ

中華麺をサラダ風に仕上げた料理を実際に居酒屋などでもメニューに加えています。中華麺は、茹でる、焼く、蒸す以外にも冷やしてサラダのおつまみの種類として活用される場合もあります。

中華麺は味がなじみやすいので、ドレッシングや味付けによって様々なパターンのサラダ風料理ができるのです。麺とマヨネーズだけでも美味しく頂けるし、ゴマダレや洋風のタレも素材との組み合わせで使い分ける事ができてサラダだけでもアレンジが豊富です。

まとめ

中華麺の種類が豊富な事は、スープや味付けによって合わせているのですが、アレンジの豊富なレシピの方は、中華麺が万能かのように色々なレシピが出回っています。それが単なるアレンジではない事を、実際に作ってみる事で中華麺の奥の深さを知る事になるのです。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
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