中華麺の種類 ~ラーメンの独自色~

中華麺の種類は、少し大げさに言えば店舗の数ほどその種類が存在します。殆どの店舗が麺にはこだわりを持ち、独自の麺をその店舗用に開発し製麺所に発注するなど工夫を凝らしています。今回は中華麺について見てまいりましょう。

中華麺

中華麺が日本国内に入ってきたのは、江戸時代の幕末に横浜港の開港がきっかけとなり、日本に伝わってきたと言われています。その後ラーメンの普及とともに、中華麺は日本国内に流通するようになったと言われております。

中華麺の特徴は、その製法時に小麦粉にかんすいを加えて練り合わせる事が最も大きな特徴です。かんすいを加えて練られた小麦粉は、腰のある噛み応えと黄色い色の麺、また独特の香りもまたかんすいによるところが大きいようです。

その製造過程で、麺の太さや縮れ具合などの調整が可能なため、麺の種類は使用する料理により選ばれていくようです。これらは勿論、調理する調理人により選ばれていくため、その種類は必然的に増えていったようです。

同じ太麺でもストレート麺と縮れ麺や、細麺のストレート麺と縮れ麺などその組み合わせは多岐にわたり、選択する側にとっては選択肢が増えるという事ですので、嬉しい限りです。小麦粉の選択などを含めた場合、中華麺の製造は無限と言ってよい組み合わせが生まれます。

中華麺の種類を決めるためには、その中華麺を使用する料理が決め手となります。中華麺を使う主な料理は、国内ではなんといってもラーメンが主流ではないでしょうか、もはや国民食と呼んでも過言ではないほどその人気は広く高く認知されています。

そのラーメンからの発展形として、冷麺やあぶらそば・つけ麺など、次々に進化を続けている料理がラーメンと言っても過言ではありません、今やラーメンはカテゴリーとしてその存在は万人に認められた料理です。

これほどまでに、国内はもとより海外にも認知されつつあるラーメンですが、これらを支えているものは中華麺に違いありません。本場中国とはまた違った、日本独自の進化を続けた中華麺ですが、その人気は衰えを知りません。

中華麺の種類

先にも書きましたが、中華麺の種類はほぼ無限と言っても良いほどに、その種類は豊富です。ごく少数ではありますが、現在では中華麺の特徴の1つであるかんすいを使わない中華麺までが製造されています。(これを中華麺と呼ぶかは賛否があります)

ラーメン店の場合、その店舗のスープに一番合う中華麺はどれかというところから、麺選びは始まります。そのスープが豚骨メインのスープであれば細麺、味噌風味のラーメンであれば太麺などある一定の法則はあるようですが、決め手は作り手です。

ラーメンの場合いかに他店と競合しながらも独自色を出すためには、スープのみならず麺にもこだわりを持つのは当然の事です。麺の食感はスープの味に匹敵するほど重要なファクトです。

まとめ

店舗によれば、麺も独自で制作し自家製麺として売り出している店舗もあるようですが、効率や開発にかかる時間や手間を考慮すれば、製麺所に麺の製作をお願いする方法もございます。製麺所の一番の強みである、その経験と実績は、これから麺を開発していく上でも大変力強い力になって頂ける事と思います。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/