麺のテイクアウト販売を始めるなら

これまでテイクアウト販売を積極的に行っていなかった店舗でも、この数年でテイクアウトに力を入れる所が増えています。今回は、麺をテイクアウトする上での注意点を中心に解説します。

なぜ、今テイクアウトに力を入れるお店が増えたのか?

この数年間続く世界情勢の影響から、イートインでお客様を集客して売上を上げる事が難しい状況が続いています。そこで、これまでテイクアウト販売を行っていなかった店舗でもテイクアウト販売を始めざるを得なくなったというのが実情です。

また、もう一つの原因としてはフードデリバリーサービスの流行が挙げられます。それまで、料理のデリバリーと言えば、自店舗の従業員が自転車やオートバイで顧客宅へ配達するというシステムしかありませんでしたが、これだと人件費の面から採算が合わず、イートインのみで営業していた店舗も少なくありません。

しかし、配達する人の人件費が料金に上乗せされるフードデリバリーサービスであれば、人件費の負担も人員の確保も必要ない為、多くの飲食店がテイクアウト販売を始めるきっかけともなっています。

麺のテイクアウトを始めるのに必要な物

これまでイートインだけで営業していた料理店が、麺のテイクアウトを始める際にどうしても必要になる物、それはテイクアウト用の容器です。現在はインターネットを通して沢山の種類の容器の中から自店舗の求める大きさ・価格・形状の容器を選ぶ事が可能です。では、容器を選ぶときのポイントにはどの様な物があるでしょうか?

◎容器の選び方
容器の大きさに関しては、テイクアウトで販売する麺の量に合わせて数種類用意する必要があります。作業を効率化する為にあえて、テイクアウトではワンサイズしか用意しないという選択肢もあります。

麺の容器の形状には大きく別けて、スープに麺が浸かっているどんぶりタイプと、麺とスープが別けられている中皿があるタイプがあります。麺が伸びにくいのはもちろん後者の方ですが、コストの面では前者がすぐれています。お店の予算やこだわりに合わせて選ぶようにしましょう。

麺をお客様が自宅や職場などで食する際、スープが冷めてしまっていたら温め直す必要があります。最初からスープが冷めにくい保温性の高い容器を選ぶか、あとから電子レンジなどで加熱する事ができる耐熱性の高い容器にするかのいずれかが必要になります。

また、持ち運んでいる最中にスープがこぼれてしまってはいけないので、容器には嵌合性(かんごうせい)の高い、汁漏れのしにくい容器である事も重要です。この点は多少コストが掛かっても、可能であればサンプルを取り寄せて満足できる容器を選定するべき点だと言えます。

まとめ

今回は、麺を提供する飲食店が、新たにテイクアウト販売を始める際に必要になる物についてご紹介しました。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/