良い日取りといえば、一般的には結婚式などでよく聞く「大安」などは皆さんご存じですよね。実は、ほかにも縁起の良い日が沢山あるのです。今回は、開業の日取りにはどんな日を選べば良いか書いていきたいと思います。
「縁起の良い日」
心機一転、新たにビジネスを始めるのなら、縁起の良い日に始めたいもの。普段、占いなど信じない方でも、験を担ぐ(ゲンをかつぐ)ことで自信がつくのなら良い日取りを選ぶにこしたことはないでしょう。
「天赦日」=(てんしゃび、てんしゃにち)
この日は、「最上の大吉日」と言われています。百神が天に昇り、天がすべての罪を赦す日とされていて何事にもよい「万(よろず)吉日」となっています。季節と干支の組み合わせで、決まっていて年に5日ほどしかありません。
「春」= 立春~立夏(2月4日ごろ~5月6日ごろ)の前日までの「戊寅(とちのえとら)」の日。
「夏」= 立夏~立秋(8月8日ごろ)の前日までの「甲午(きのえうま)」の日。
「秋」= 立秋~立冬(11月8日ごろ)の前日までの「戊猿(つちのえさる)」の日。
「冬」= 立冬~立春の前日までの「甲子(きのえね)」の日。
「一粒万倍日」=(いちりゅうまんばいび)
宝くじ売り場などで、このノボリを見ることもあるのではないでしょうか?この日は、十干十二支をもとに選ばれている吉日で、「一粒のもみが稲穂のように万倍も増える」という意味を持っています。
1つのものが何万倍にも増えるということなので、商売繁盛にはうってつけの縁起の良い日です。開業や出資、投資などにも最適といえるでしょう。しかし、お金を借りたりすると借金が増えることになるとも言われているので、ご注意を!
「寅の日」=(とらのひ)
この日は、十二支の寅(とら)ことです。金運や旅行に良い日とされていて、その意味としてはトラは千里を行って千里を戻るということから、「お金も戻ってくる」「旅からも無事戻る」という意味合いをもつようです。ただし、結婚などには向きません。
「万事において吉日とされる日」
上記以外で、「万事において吉日とされる日」は、
〇「神吉日」=(かみよしにち、かみよしび)
祭礼、神事、祈願などに関して吉日とされています。
〇「鬼宿日」=(きにゅくにち)
鬼が宿にいるため、外を出歩かないとされ 鬼に邪魔されることがないので何事にも良い吉日とされています。ただし、婚礼だけは向きません。
〇「母倉日」=(ぼそうにち)
母が子を育てるように、天が人を慈しむ日という意味で、何事にも吉とされており特に結婚には大吉とされています。
〇「三合の原理」=(さんごうのげんり)
新発展、名声、名誉、金運、情運をそれぞれ司るとされる吉日です。
「2019年」の縁起の良い日
「10月」
●27日 「一粒万倍日 神吉日」 ●30日 「神吉日」
「11月」
●1日 「寅の日 三合の原理」 ●2日 「神吉日」 ●4日 「大安 巳の日 母倉日 神吉日」
●5日 「一粒万倍日 神吉日 三合の原理 母倉日」 ●7日 「天赦日 神吉日」
●11日 「神吉日」 ●13日 「寅の日」 ●14日 「三合の原理 神吉日」 ●15日 「鬼宿日」
●17日 「神吉日」 ●18日 「三合の原理 神吉日」 ●19日 「母倉日 神吉日」
●20日 「一粒万倍日」 ●22日 「大安 神吉日」 ●25日 「寅の日」
●26日 「三合の原理 神吉日」 ●27日 「大安」 ●28日 「巳の日」 ●29日 「神吉日」
●30日 「三合の原理」
「12月」
●3日 「一粒万倍日 大安」 ●6日 「神吉日」 ●7日 「寅の日」 ●10日 「巳の日」
●11日 「神吉日」 ●13日 「鬼宿日 三合の原理 神吉日」 ●15日 「大安」
●16日 「一粒万倍日」 ●19日 「寅の日」 ●20日 「神吉日」
●21日 「三合の原理 大安」 ●22日 「巳の日」 ●23日 「神吉日」
●28日 「一粒万倍日 神吉日」 ●29日 「一粒万倍日 神吉日」
まとめ
2019年令和元年も残すところ、あと2か月と少し。上記を参考に縁起の良い日を選んで、開業の日取りを取ってみてはいかがでしょうか?
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