飲食店、開業前にやること5選

ラーメン屋さんやイタリアンレストラン等、飲食店の開業を目指している皆さん、準備は順調でしょうか? いろいろとやることがありますが、忘れていることはないでしょうか。一度、お店を始めてしまうと、日々の業務に追われて、ゆっくり考える時間はないかもしれません。開業前の今、じっくりと準備をして、お店をうまく軌道に乗せる様にしましょう。今回は、開業前にやる事を5つご紹介します。

■開業資金を用意しよう。

目安は、見込み年商の半年分です。
つまり、年商1,000万円の見込みなら500万円の資金が必要になります。

◎資金の調達
開業資金を調達するには、主に3つの方法が挙げられます。
・自己資金 自分で貯めたお金です。
・借金   親族や友人などから借りたお金。
・日本政策金融公庫を利用する。公共の機関です。開業資金を融資してくれます。

◎開業資金の使い道
・物件取得費
・内外装工事費
・厨房設備
・その他(テーブル&イスなど)
・運転資金

物件を取得する際、居ぬき物件を借りる、または購入すれば、初期費用を抑えることもできます。尚、居抜き物件とは、設備や家具などがついたままで売買または賃貸される物件の事です。

■人気店に行ってみよう!

お客さんがいつも集まって来る人気店へ足を運び、実際にお客さんの立場でチェックしましょう。チェックポイントはこちら

・店の雰囲気
・従業員の態度・言葉使い
・メニューの種類、料金設定
・料理の味
・注文してから出されるまでの時間など

人気店の良いところを取り入れることは恥ずかしいことではありませんよ。気になったところ、いいところはメモして、どんどん取り入れましょう。

■どんなお店にしたいのかを決めよう。

・出店エリア (〇〇区の駅前、〇〇市内、など)
・客層 (例えばファミリー客、若いカップル、熟年層など)
・価格帯 (1人1,000円以内、2,000円~3,000円など)
・販売形態 (持ち帰り限定、イートインなど。)
・メニュー (ラーメン専門店、麺類全般など)

開店後に変更することも可能ではありますが、どれも店のイメージに直結するものばかりですので、慎重に決めましょう。一度固定されたイメージを変更することは、せっかく捕まえた固定客が離れるリスクもあります。

■物件選び。土地選びをしよう。

当然ながら、人通りに多い場所であればそれだけ賃料、土地代も高く設定されています。テナントビルの場合、通りに面した一階部分が最も高く、上階になると比較的安くなりますが、当然通りを行き交う人からは目に付き難くなります。賃料が払えずに店をたたんでしまっては元も子もありませんので、バランスを大事にしながら、できるだけ多くの物件を下見しましょう。

■看板メニューを作りましょう。

「この料理が食べたいからこの店にまた来よう!」そう、思ってもらえる看板メニューを作りましょう。口コミでうわさが広がり、噂を聞きつけた食通たちが押し寄せてくるかもしれません。マスメディアに取り上げられれば占めたものです。知名度は一気に広がります。

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公式サイト
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