生パスタと和風ソースの組み合わせ ~いろいろなバリエーションを考える~

今まで、生パスタを美味しく頂く為にいろいろなソースの紹介をしてきました。日本には、蕎麦やうどん、ソーメンといろいろな麺料理が存在していますので、当然の事ながら麺類と和風ソースとの相性は抜群と言えます。今回は、生パスタと和風ソースの組み合わせについて紹介していきましょう。

和風ソースの種類

和風ソースのベースといえば、醤油や味噌が基本となってきます。他にも、梅肉ソースやゴマ和えソースなどもあるので、特徴と生パスタとの相性を調べていきます。

1.醤油ベースのソースの特徴
醤油は、甘味・酸味・塩味・苦味・うま味が バランス良く取れている調味料であり、和風ソースとしては、多くの食材に対して一番利用される事が多いです。ほとんどのソースで出汁が使われるように、醤油は和風の料理では塩と並んで最も使用される調味料です。

味を調える為に塩味では出せない香りや、辛味と甘味が決め手となる味です。生パスタの和風ソースとしてかなり多く使用されています。

2.味噌ソースの特徴
大豆や米等の穀物からなる発酵食品です。「米味噌」や「麦味噌」や「豆味噌」と「調合味噌」があります。味噌の味の違い、甘口・辛口を決めるのは、食塩の量と麹歩合によって決まります。種類は「白味噌」、「淡色味噌」、「赤味噌」の3種類に大きく分けられます。和風ソースに使うには、醤油と同じく出汁などで薄めて使う事になります。

3.梅肉ソースの特徴
梅肉ソースは甘酸っぱいのが特徴で、夏場になると欲しくなる味です。梅肉ソースも、日本独特の和風ソースと言えます。みりんと砂糖で、味を調えます。蜂蜜などを混ぜて味に変化を作ることもあります。主成分のクエン酸は、疲労回復に良いとされています。疲れた時には、酸っぱいものが欲しくなるものです。

4.ゴマ和えソースの特徴
ゴマにはリノール酸とオレイン酸を、必須脂肪酸として食物から摂取します。練りゴマを使ったソースや、ゴマをそのまま使う事もありますが、ゴマを炙って使うと、ゴマの香りも味合う事ができます。生パスタにはゴマソースとしてや、仕上げの風味付けにも使用できます。

5.和風ドレッシングの特徴
和風ドレッシングは、醤油味とゴマ味が使用されます。サラダ風の生パスタなどにかけて、簡単に和風ソースとして使用する事ができます。時短な調理法として便利に使えます。

生パスタと和風ソースの美味しさ

実際にメニューになっている生パスタの和風ソースもたくさんあります。

キノコの和風パスタ

レストランのメニューやコンビニでも見かけるほど人気があるので、一般の家庭でも作られるようになっています。専門店の特徴としては、豊富な種類のキノコをふんだんに使用して、数種のキノコの味わいを楽しむ事ができます。生パスタの食感を活かしてモチモチで、和風ソースとの相性も良く、青味としてのアクセントにほうれん草などが使われることもあり、見た目や味に変化を加えています。

魚介類の醤油バターパスタ

ホタテや蛤などを、醤油バターで炒めると、香ばしくて甘くコクのある味わいが楽しめます。魚介類の食感も、単独で味わう事もできて、生パスタと一緒に味わう事もできるので、魚介類のパスタが和風味として、お勧めできます。

大根おろしとツナの和風パスタ

レシピとして多く出回っているのが、大根おろしとツナの和風パスタです、和風ソースで味を調えて、大根おろしでサッパリ感を味わう事ができます。ツナは、どんな料理にも合いますが、和風パスタにもツナは欠かせない食材です。家庭だけでなく専門店でも食べて見たいメニューです。

まとめ

生パスタと和風ソースの組み合わせがたくさんあるように、生パスタとの相性は抜群です。日本の蕎麦やうどんやソーメンにも負けない位に、生パスタを引き立ててくれます。日本のオリジナルメニューは世界にも通用するメニューです。専門店でのメニューとしても、オリジナルの工夫によって食べたいメニューになるのです。

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