生パスタとの組み合わせと、ソースの種類

生パスタは多くの種類が存在しますが、ソースの分類によってその組み合わせは幾通りにも考えられており、まだまだ皆さんの口にした事のない食感やソースがあると考えられます。スタンダードなソースから、日本独特のソースまで紹介しましょう。

生パスタの組み合わせは

豊富な種類の多さは、650種類以上のパスタが存在すると言われています。長い物や短い物、太さによる分類や形状による分類で、かなりの種類が想像できます。

パスタの形状には、「メッゼ(Mezze)=短い」と「リガーテ(Rigate)=溝のある」分類もあるのです。これは、生パスタの特徴を理解したうえで、ソース選びにも役立つ事があり、美味しさを追求する場合にも大いに役立てる事でしょう。

生パスタに合うソース種類の数々

使用するソースによって、仕上がりや風味、食感や味わいが異なる生パスタに合うソースの種類を分類して紹介しましょう。本名イタリアの「パスタの名前の付け方」には、パスタ料理に使われている材料によっての名前と、地域の特定料理としての名前で付けられています。

トマトソース

生パスタに合うソースの多くは、「トマトソース」による調理が多くあります。料理名から想像できるトマトソースは、生パスタを代表するソースとして定番のメニューと言えます。

1.「ポモドーロ」は、トマトソースを使ったパスタメニューです。
2.「アマトリチャーナ」は、トマトをベースとし、玉ねぎとパンチェッタ(豚のバラ肉)、チーズを使用して作るソースです。
3.「アッラビアータ」ニンニクと唐辛子を使ったトマトソースです。
4.「ペスカトーレ」は、魚介類(ムール貝、アサリ、ホタテ、イカ、エビなど)を使ったトマトソースです。
5.「プッタネスカ」は、アンチョビー、黒オリーブ、ケッパーを使ったトマトソースです。
他にも「カレッティエッラ」や「ボンゴレ・ロッソ」「アッラ・ケッカ」などがあります。

ホワイトソース

「カルボナーラ」を代表するように、卵黄や生クリームとパンチェッタ(ベーコン)を使用したクリームソースが有名です。最近は、ほうれん草を使用する事やチーズを使用するクリームソースや、エビのソースを組み合わせたアメリケーヌなどもあり、生パスタの相性の良さでいろいろなバリエーションのクリームソースが出回っています。

ミートソース

日本では、総じてミートソースで通用しますが、イタリアなどでは「ボロネーゼ」がボローニャ地方の料理としてミートソースを代表します。ミートソースを「ラグー」と呼んでいます。

トスカーナでは、「チンギアーレ」と言ったイノシシの肉を煮込んでほぐしたラグーです。味が濃厚な為にスパイスがふんだんに使われます。肉の種類によって、ミートソースの名称も変わってきます。鹿肉の「チェルボ」や、ウサギ肉の「レプレ」などが、肉の特徴によって違った味わいがあります。

オイルソース

1.「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」生パスタのシンプルな料理ですが、調理技術が際立つ料理と言われています。シンプル・イズ・ベストです。
2.「ジェノベーゼ」は、バジルのペーストや松の実を使ったオイルソースです。
3.「ボンゴレ・ビアンコ」は、アサリとニンニクを使ったオイルソースです。

その他のオリジナルソース

「イカ墨パスタ」は、イカ墨とだし汁で調理したソースです。他にも「醤油ベース」のソースや「味噌」を使ったソース、「梅の果肉」を使ったソースは、和風ソースとして活躍しています。他にも専門店ならではのオリジナルソースが野菜のペーストを使用する事など、まだまだ種類は増えそうです。

まとめ

有名なソースやオリジナルソースがあり、生パスタの特徴に合わせて組み合わせや材料を変える事で、専門店のオリジナルメニューは増え続けて、味わった事のない料理が期待できるのです。

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