なぜ製麺所の生パスタ? ~そのメリットを考える~

日本国内でパスタが作られたのは1883年頃と言われています。現在、パスタはいたる所で食べることができる身近な存在となりました。家庭においては、保存がしやすい乾燥パスタが主流となっていますが、もちもちの食感がたまらない「生パスタ」もファンの多い食材です。今回は、製麺所が提供する生パスタについて見てみましょう。

生パスタのおいしいお店

「絶品 生パスタ」で検索されるほど、昼のランチから夜のディナーまで需要のある「生パスタ」ですが、レストランのシェフのこだわりによって、パスタに使用する小麦粉を厳選したり、香りの良い強力粉を使用することもあります。

生パスタの保存

乾燥したものに比べて、生パスタは日持ちしません。管理の仕方によっては、風味や食感が失われてしまうため、保存方法にも注意が必要となります。お客様に提供する際に、生パスタのもちもちの食感が無くなっては意味がありません。

さらに雑菌の繁殖も懸念されます。食中毒を引き起こす「セレウス菌」は米や小麦、野菜などの穀物や農作物を原料とする食品で発見されることがある雑菌です。この菌の怖いところは、加熱しても死なないことです。

生パスタの品質管理

生パスタは上記のような理由から、長期の保存が難しい食材といえるでしょう。さらに、自家製麺を作る場合には、製造においても作業的コストがかかってしまいます。決して安くないパスタ製造機の購入やその管理、パスタ作りにかかる時間や人材に関しても、検討する必要があるでしょう。

生パスタの利点

管理が難しい生パスタのメニューを置かないという方法もありますが、生パスタを提供するお店が多いのには理由があるのです。

〇生パスタの良いところ
【茹で時間】
種類によりますが生パスタの茹で時間は大体1~4分なので、乾燥パスタの茹で時間に比べて短く、お客様に早く提供できるメリットがあります。ボリュームを売りにしているようなお店の場合、注文がくる前に前もって茹でるようなこともあるかもしれませんが、味を重視するようなお店では注文を受けて調理することが一般的です。

【ソースと絡みやすい】
乾燥したパスタと違い、生パスタは水分を吸います。そのため、出汁などがよく染み込み、
歯切れのいい弾力のある食感とソースとの一体感が出せたときに、生パスタだからこそのおいしいメニューを出せるのです。

製麺所の生パスタのよいところ

自家製麺を作る場合、設備などに費用がかかりますが、製麺所から仕入れれば必要な分を手に入れることができるため、食材のロスを防ぐことが可能です。くわえて、工場内では徹底した衛生管理の元でパスタを製造しているため、安心安全な生パスタを仕入れることができるのです。

工場の衛生管理

世界的な衛生管理規格である国際規格HACCP(ハサップ)をご存じでしょうか?異物の混入や食中毒などの菌汚染を把握した上で、材料の入荷や製造、出荷の工程においてそれらがおきる要因の除去を目的とした管理方法です。株式会社菅野製麺所の工場は、そのハサップ認証の工場なのです。

製麺所のパスタを利用するメリットは、徹底された衛生管理の元で製造された安心感と安定した品質の提供、必要に応じた数量を注文できる点といえます。生パスタのメニューを開発される予定のある方は是非、菅野製麺所の生パスタをご検討ください。サンプルからお試しいただけます。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/