パスタを中心メニューに据えたお店やイタリア料理のお店は、今や全国で見ることができます。お店にとってどんなパスタを使用しているかは、更なる固定客の増加や新しいお客様の獲得にも関係する重大事項の一つです。今回はその「生パスタ」についてご紹介します。
生パスタはどんな種類のものがある?
生パスタといっても様々な形状や種類のものがあります。代表的なものに多加水タイプ・低加水タイプ・全卵液のみのタイプなどがあります。また麺の持つ風味や食感や硬さ、練り上げ方や気候・湿度の諸条件で全然違ったものになります。ここでは代表的なものを取り上げていきましょう。
【種類1.多加水タイプ】
水を多めに加えて練り上げたパスタです。モチモチとしてツルツルな食感です。日本人の味覚に合うモチモチ感に特化しています。ソースはクリームソース系に相性が良いです。
【種類2.低加水タイプ】
水を少な目で練り上げ仕上げたパスタです。歯切れの良い食感や小麦の香りの風味がします。茹でても伸びるのが遅いのも特徴です。他の生パスタにないしっかりとした食感があります。ソースを絡めてもその食感は維持されます。
低加水だがタイプの違うものとして、練り上げ仕上げのパスタがあります。様々な形状に対応できます。製麺所はイタリアのパスタ、カッペリーニ・ドンナレッリなどの商品にも応えることが出来ます。
【種類3.水を使用せず全卵液のみで練り上げ仕上げるタイプ】
卵の風味がします。しっかりとした歯応えが特徴です。製麺所として、更にこのタイプのパスタに全粒粉を練りこんだバリエーションのものも用意しています。本場イタリアの再現ということを念頭に、加えて日本人の味覚にも合わせて麺を製造しているのが製麺所の方針です。
自身のお店のコンセプトに合った生パスタを!
多数のお店で、パスタを高めていくための競技会が催された折り、あるお店が低加水のパスタ「低加水パスタフレスカ」を開発し新メニューを出して大人気となりました。それを受けて、パスタを低加水の生パスタに変える店舗が続出した様です。
お店がどんな種類のパスタをサービスしていくか。言い換えるなら、店の独自性を何に置くかなどによって料理のメニューをはじめ、パスタをどの様なタイプにしていくかは異なっていきます。
製麺所ではサンプル商品を用意しています。自身のお店は多加水タイプのみでいくのか、
低加水タイプでいくか、またはその両方の混合のタイプか、全く異なる全卵液のみで練り上げたパスタを使用して新しい形で進めるかなどを考えた上で、サンプル商品を取り寄せて試食してみることをお勧めします。
サンプル商品の試食後には製麺所に「もっと粘りを強く」、「もっと粘りは抑えて歯切れのよいパスタ」をという感じで要望をすることで、より目指しているパスタとなります。
乾燥パスタでなく生パスタであること
生パスタの利点を下記にてあげてみましょう。
1.料理を出す時間が早くなります。生パスタは茹で上がるのに2~3分と短いことが特徴です。乾燥パスタではこうはいきません。料理の提供の早さはお客様の満足度を高めることにつながり、それだけでなくお店の回転率も上がります。
2.ソースとの一体感が出せます。生パスタはソースと相性が良いので、麺とソースの一体感が生じます。
3.独特の食感が楽しめます。生パスタは風味(小麦や卵)も楽しめます。モチモチとした食感や歯切れの良い食感などいろいろとあります。
以上の特徴を考慮してお店の特徴あるパスタを出すため、独自の生パスタをサンプルの注文や製麺所と共に作り出して、お店のオリジナリティを追求していきたいものです。
まとめ
更なる固定客の増加や新規のお客様の獲得を目指しておられる皆様、またリニューアルなどでお店を変えようと思っておられるお店の方々、お店独自の生パスタを使用してお客様の獲得を目指してはいかがでしょう。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
公式サイト
http://www.kannoseimen.com/