生パスタメニューを始めるなら製麺所へ依頼するべき?

一般的なパスタの麺である乾麺とは異なり、一味も二味も違った食感を持った生パスタ。お店のメニューに生パスタを取り入れる事で顧客を飽きさせず、また新規客層も開拓できます。今回はお店のメニューに生パスタを加えることと、その生パスタを製麺所で製造するメリットを解説します。

生パスタとは?

生パスタとは小麦粉、塩、玉子、水を練って作った生地に、熱を加えずにつくります。製造方法は大きく分けて、押出機を使う方法とロール式の二つです。押し出し機で造られる生パスタの種類は、スパゲッティ、モッチリーニ、リングイネ、O型、EGG型などです。対してロール式で造られるパスタの種類は、タリオリーニ、タリアテッレ、パッパルデッレ、キタッラ、フィットチーネなど、主に幅の広い麺です。

生パスタの最大の特徴は、乾麺にはないモチっとした食感です。これは原料の配合の割合がその違いの理由となっています。

注意しなければならない点として、乾麺と比べて生パスタは賞味期限が非常に短いという点が挙げられます。一般的に乾麺は未開封の状態であれば、賞味期限は3年程と言われています。それに対し生パスタの賞味期限は、8℃以下で保存しても約10日しかありません。

生パスタを採用するメリット

そんな生パスタをメニューに取り入れる事にはいくつもメリットがあります。

・茹で時間が乾麺と比べて短いので、オーダーを受けてから料理を出すまでの時間が短くて済む。
・ソースと麺が絡み易い(乳化させ易い)。
・麺の中に旨味を凝縮できる。
・他店とのメニューの差別化が出来る。
・クセになる食感でリピーターが付きやすい。

製麺所へ依頼するメリット

生パスタをお客様へ提供するには、麺をお店で造る自家製麺を使う方法と、プロの製麺所へ依頼する方法の二通りあります。自家製麺にこだわる事のメリットとデメリットを見てみましょう。

【自家製麺のメリット】
・こだわりの味を追求できる。
・必要な分だけ作ることが出来る。

【自家製麺のデメリット】
・パスタマシーンを購入する必要がある。
・機械を設置するスペースが必要になる。
・人件費がかかる。

これらのメリット、デメリットを踏まえた上で考えると、麺の製造は製麺所へ依頼する、と言う方法が最適解だと言えます。何故、製麺所へ依頼する事が良いのかと言うと、製麺所では、出来合いの物をお店に供給するのではなく、顧客であるお店と綿密な打ち合わせのもとで、お店毎のこだわりの原料、分量を用いたオリジナル麺を製造できるからです。

また、必要な量を必要な時に注文することが出来る為、生パスタ特有の賞味期限が短いという問題もクリアすることが出来ます。

こだわりのレシピで麺づくりを製麺所へ任せることが出来れば、味は安心できますし、機械の設置のためにお店のスペースを犠牲にする必要もありません。また、労力を要する麺づくりから解放されることで人的リソースを有効に活用する事も出来ます。

まとめ

今回は生パスタをお店のメニューに加えるメリットと、麺づくりを製麺所へ依頼するメリットについてお伝えしました。製麺所は衛生面においても、徹底した管理が行われています。そのような環境で作られた安心の生パスタを利用した、モチモチメニューはいかがでしょうか?

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/