生パスタのメリットや日持ちさせる保存方法

生パスタは乾燥パスタよりも賞味期限が短く、放置すると水分が抜けてしまいます。また、モチモチ食感もなくなり風味も失われます。今回は、生パスタをなるべく日持ちさせる保存方法と生パスタならではのメリットをお伝えいたします。

生パスタの特徴とメリット

生パスタは乾燥パスタとは違い風味が飛ばずに、おいしさを楽しむことができます。ソースとの絡みが抜群によく「モチモチ」としたものや「ツルツル」した食感があります。

生パスタのメリット

生パスタは店側とお客様側双方にメリットがあります。

●料理を提供する速さが増し、お客様の満足度が向上します。生パスタは茹でる時間が2〜3分と速いためお待たせする時間が短くて済みます。

●生パスタはソースと絡みやすいので、比較的簡単にパスタとソースの一体感を作り出すことができます。

●乾燥パスタにはない食感がクセになり、お客様がリピーターとなってくれる事が期待できます。

生パスタの問題点

生パスタは乾燥パスタに比べて日持ちしない為、早めに消費する様にしましょう。なぜならば、生パスタは味が落ちるだけでなく、菌も繁殖してしまうので、安全性の問題にもなってしまうからです。

生パスタを日持ちさせる冷蔵保存や冷凍保存

生パスタは温度変化に敏感なので、常温で保存することは極力避けましょう。生パスタは種類にもよりますが、2〜3日で使い切ることができるなら「冷蔵保存」、それ以上なら「冷凍保存」しましょう。

一度解凍したら使い切りましょう。再度、冷凍することは厳禁です。開封前の冷凍保存であれば約3ヶ月はもつと言われています。開封後や手作りであれば5日以内には食べ切りましょう。

冷蔵してある生パスタは、そのまま茹でて使用します。冷凍した生パスタは、解凍せずに沸かしたお湯に入れて、軽く茹でてから使います。茹ではじめはすぐは混ぜないことです。

また、茹で過ぎてしまうと水分が出て麺が柔らかくなります。それ以外にもコシがなくなり、麺同士がくっつきやすくなります。

パスタが傷んでいるかどうかの見分け方

パスタが傷んでいるかどうかの、見分け方は他の食品と同じように臭いや見た目といったもので判断します。

パスタの臭いでの見分け方

パスタが酸っぱい臭いをしていることや放置した雑巾の様なイヤな臭いがしたら、そのパスタは腐っているというサインです。

パスタの見た目での見分け方

臭いだけでは判断が難しいときはフォークなどでパスタを一度持ち上げます。糸を引いているなど「ネバッ」としているとそのパスタは腐っているというシグナルです。

パスタが腐る原因や菌

パスタが腐る原因はパスタに付着した雑菌や細菌です。細菌の中には熱に強い菌もある為、加熱をしても消滅しません。私たちが暮らしている環境にはセレウス菌という菌が存在します。この菌が原因になる食中毒では、激しい腹痛や下痢、頭痛の症状を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもありますので注意が必要です。

まとめ

種類にもよりますが、生パスタの日持ちする期間は冷蔵保存で約5〜10日です。条件によってはさらに短い期間になるので、2~3日で使い切りましょう。なお、生パスタを日持ちさせるのは、すぐに使い切るなら冷蔵保存、長時間使わないものであれば、冷凍保存にします。また、パスタが腐っているかどうかの判断では「臭い」と「見た目」をチェックしましょう。

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