生パスタと乾燥パスタ(乾麺)の違い・選ぶコツ

皆さんパスタはお好きですか?テレビや雑誌などでよく「生パスタの店」の紹介を見かけますね。ところで生パスタと乾麺のパスタってどう違うのかご存知でしょうか。
その違いを説明していきたいと思います。

原材料・製造方法

パスタは小麦粉に水や塩、卵などを加えて生地を作り、色々な形に作ったものを指します。
生パスタは小麦本来の風味や食感を保つため、その出来立てをすぐに調理します。
そのため、モチモチとした食感やコシを楽しむことができます。
一方乾麺のパスタは製造の際、熱を加え水分を飛ばします。そうすることで長期保存が可能となります。
生パスタの小麦粉は人によってパン用の小麦粉を使ったり、デュラム小麦のセモリア(デュラム小麦の粗びき)など様々ですが、日本で売られているほとんどの乾麺のパスタはデュラム小麦のセモリアを使ったものです。

生パスタと乾麺のパスタの歴史

パスタの歴史は大変古く、最古はイタリアで紀元前4世紀のパスタを作る道具が出土しています。しかし現代のような食べ方ではなく、焼いたり揚げたりして食べるものだったようです。現代のように茹でる食べ方をした最古の記録が11世紀の文書に記されています。
乾麺のパスタが生まれたのは16世紀頃、飢饉に備えた保存食として作られたのがきっかけでした。
そしてそれまでパスタは富裕層の食べ物でしたが、乾麺のパスタの普及によって、民衆にも日常的に食べられるようになりました。
パスタに限らずその当時人々の多くは食べ物を手で食べており、フォークもそれまでは食品に刺して皿に取り分けるものなどとして使われ現在とは形は異なっていました。乾麺のパスタをきれいに食べるために、ナポリ国王フェルディナンド2世が職人に作らせ現在見られるフォークの形ができてきたと言われています。

作るレシピによる違い

茹でる時間は生パスタでは2分~4分くらい、乾麺のパスタでは7分~9分が一般的です。
生パスタには麺にソースがよく絡むので、チーズやバターなどを使用したり、乳製品ベースのソース(カルボナーラなど)と相性が良いでしょう。
乾麺のパスタにはオイルベースのソース(オリーブオイルやオイルサーディン)と合わせると麺との一体感が生まれ味わい深くなります。
酪農の盛んなイタリア北部では生パスタが乳製品や肉類と共に。南部では乾麺のパスタが魚介類、にんにく・唐辛子・トマトなどの農産物と共に多く使用されるようです。

まとめ

生パスタと乾麺のパスタの違いは参考になったでしょうか。
パスタを食べる時にその歴史に思いを馳せたり、その違いによってソースを選んでみたり、作ったりしてみてはいかがでしょうか?ますますパスタが好きになりそうですね!