生パスタを扱う業者さんなら知っておきたい!3つのこと

生パスタが”ブームだった”のは今からもう、5年ほど前のこと。今ではすっかり定着し、定番メニューの一つとなっています。そんな生パスタやパスタを扱うイタリア料理店は、全国に約8,000件あります。なかでも東京は人口10万人当たりの店舗数が約13件と、断トツで一位となっています。それは何となく意外ではない気がするのですが、二位は群馬、三位はなんと長野、四位は京都となっています。
信州そばの長野や、『和』の本場のイメージがある京都に、多くイタリア料理店があるのはちょっと意外な気がしますね。
今回の記事では、生パスタを扱う業者さんなら知っておきたい3つのことと題して、知っている様で知らない3つのことをお話していきたいと思います。

■イタリアには、イタリア料理店がない!?

イタリア通の人は”イタリアにはイタリア料理のお店はない”とよく言います。それでは、イタリアの人は生パスタや普通のパスタ、ピッツァは食べられないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。イタリアは非常に地域ごとの特色が濃い国で、南部のナポリ料理や北部のミラノ料理など、地域毎の郷土料理のお店が沢山あるのだそうです。もちろんそのいずれでも、パスタやピッツァを扱っています。

■日本にあるイタリア料理店の料理は、日本風イタリアン?

日本では、ミラノ料理、ナポリ料理などという色分けはせず、そのどちらも楽しめる、”イタリア料理店”がたくさんあります。そのいずれも、80年代のイタリア料理ブーム以降、日本の中で、日本人の好みに合うように改良されてきたものです。

もしかしたらこだわりの強いイタリア人の方が食べたら、”これはちょっと違う!” というものもあるかもしれませんね。日本人が最初に、アメリカのすし屋さんでカリフォルニアロールを食べた時の様な感じかもしれません。どちらにしても、広い心で日本のイタリア料理も許してほしいですね。

■日本での”イタリア料理”の歴史

日本でのイタリア料理の歴史は、明治期にヨーロッパからの宣教師が、長崎にパスタの製麺工場を造ったのが始まりといわれています。しかし当時はバッチ式と呼ばれる小型の製造機械が主流で、パスタはごく一部のレストランでしか食べることができなかったそうです。

日本でパスタが普及するのは、第二次大戦後の昭和30年代に入ってからです。製麺所に、大量製造が可能な本格的な機械が導入され、街中のファミリーレストランでも気軽にパスタが食べられるようになりました。その後も日本人の好みに会わせて味付けや麺の研究は続けられ、現在はデュラム・セモリナ粉の麺が主流となっています。

■まとめ

今回は『生パスタを扱う業者さんなら知っておきたい!3つのこと』と題して、お送りしました。

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