お店で出される中華麺の故郷は製麺所

中華料理店やラーメン専門店などの料理店で食べられる、中華麺の故郷を探すとするならば、それは製麺所です。製麺所で造られた中華麺は有名料理店のメニューに使われるほか、開業間もないお店にも出荷されています。今回は中華麺と製麺所の話をします。

中華麺の故郷

製麺所はラーメンなどの中華麺にとって故郷であり、原材料の搬入から麺になるまでの工程を工場で過ごします。製麺所では、麺を使うお店側からのオーダーに応じて様々な種類につくり分けています。お店側としては、来店されるユーザーの味に対する嗜好の違いがあり、麺の硬さや柔らかさだけでも違いがみられ、スープに対しても相性の善し悪しが変わってくるからです。

開業前のお店にとっては、どの麺を導入するか悩みどころでしょう。自分のお店で麺をつくるとなるとスペースを確保することが難しく、人的リソース面におけるやりくりも大変です。製麺所の役割はこういった事情に対し、麺をつくるという仕事を肩代わりする役割を果たしています。

製麺所からは最初に、サンプルを取り寄せることができ、それを通じて味や食感や太さのほか、形状や原材等も指定することでお店に使っているスープに対する相性も変わってきます。お店と製麺所で何度も交渉しながら最適な麺を仕上げていきます。

製麺所ではどのような種類の緬をつくっているのか?

中華麺やラーメンなどで使っている麺についてですが、種類は様々で、用途によって異なっています。麺の太さや細さは茹でる時間や歯ごたえなどに左右し、形状についても縮れ麺やストレートといった形があり、スープとの相性やのど越しの良さなどに影響し、色のほか、かんすいがナトリウム主体なのかカリウム主体なのかといった細部にまでこだわることができます。

製麺所としての取り組み

製麺所でつくられ、お店へと出荷される麺ですが、衛生面には細心の注意を払いながら製造が行われています。製麺所のスタッフは専用の作業着に着替えてから手洗い(洗浄と消毒)を行います。入出する為の前準備を済ませた後は、粘着式のローラーを使って作業着などに付着した異物を取り除き、その後一定時間エアーシャワーを浴びてからようやく作業エリアに入室します。

そのほか、工場ではアレルギー物質の管理が徹底化されています。納入先のお店に来店される方の中には、卵や小麦粉などのアレルギーをお持ちの方も居るかも知れないからです。全てのお客様に、安心して食していただける麺を提供できる様に、細心の注意を払っています。

まとめ

今回は中華麺と製麺所の話をしました。製麺所はお店で使われる中華麺の故郷です。製麺の段階では細心の注意を払いながらも、お店側の要望に応えながら、試行錯誤を繰り返してひとつの商品としてつくられているのです。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/