トレー付き冷凍食品の技術

従来、袋に入れて販売されていた冷凍食品が、食器となるトレー付きで販売されている商品をよく見かけるようになりました。薄いプラスチック容器なのですが、食器が付くことで完成料理となります。今回は、トレー付き冷凍食品の技術についてご紹介します。

冷凍食品の歴史と進化

1964年に開催された東京オリンピックの頃、国内で冷凍食品が注目を集めます。これは、世界中から集まる選手の食料確保のため冷凍食品が活用されたことによります。その後、1969年には電気冷蔵庫の普及率が8割を超えたこともあり、冷凍食品の売れ行きも上がっていきます。

1993年には、電子レンジの普及率が8割を超えたことで、調理済みで、レンジで調理することのできる冷凍食品が販売されるようになります。しかし、この頃の冷凍食品はバリエーションも少なく、食べた感じの印象も今ほどのおいしさは感じられませんでした。また、レンジで調理する際に、トレー付きではなかったため皿にうつしてラップをかけるという手間がかかっていました。

1999年、自然解凍で食べられるお弁当向けの冷凍食品が発売されるなど、調理方法が楽になるなど急激な進化を遂げています。

その後の冷凍食品技術は更なる進化を遂げ、開封後はトレーのままレンジインしてそのまま食べられるなど利便性も向上しています。どうして冷凍食品が急激に進化することができたのかというと、加工や瞬間冷凍などの技術の向上、トレーや包装材料の原料となるプラスチック技術の進化も一役買っているのです。

冷凍食品とプラスチック技術

プラスチックを使用したトレーは、冷凍食品を安全かつ楽に食することができるよう開発されています。その性質を見てみましょう。

耐寒・耐熱性

冷凍食品をおいしくした要因の一つに、急速冷凍技術があります。しかし、マイナス30℃から100℃を超える範囲までを耐えることのできる、急激な温度変化に耐えるトレーなどの包装材料が要求されることになります。

また、冷凍食品で使用される調味料類には加熱すると高温になるものもあり、レンジで加熱することによりトレーの耐熱性を超えた温度まで上昇することで、トレーが変形するリスクもありました。このようなリスクを回避するために、トレーなどの包装材料の耐熱性の技術向上が重要視されています。

難溶出性

冷凍食品に使用されるトレーの樹脂製は、レンジで加熱した際に染み出したり、食品成分がトレーに染み込んだりすることが問題視されるリスクの重要課題です。これらの問題を解決するためには、保管環境や調理時などの影響をうけないような包装材料の技術向上が必須で、熱に強いトレーの開発が冷凍食品の安全を確立させています。

まとめ

トレー付き冷凍食品の利便性が、共働きの主婦の方や独身の方にうけています。最近では、大手スーパーやコンビニのプライベートブランドで発売されているワンプレート冷凍食品も存在し、仕事で疲れた際には利用したい商品となっています。

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公式サイト
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