困った時は冷凍庫を開けよう!夏場の食材管理に「冷凍食品」は最適!?

いまや冷凍食品は、忙しい毎日を過ごす日本の家庭には欠かせない存在です。冷凍保存により多くの食材を確保して、効率良く食事を提供できるようになりました。長期保存を可能にするため、微生物の繁殖と酵素の作用を停止させ、食品の腐敗などを防ぐための冷凍保存は欠かせないものになっています。

規格の基準とは

身近で便利な冷凍食品ですが、具体的には以下の条件を満たす必要があります。

〇前処理がされている
例えば、新鮮な原料を綺麗に洗浄して、魚の頭 / 内臓 / 骨 / ヒレなどの食べられない部分を除いて、三枚におろした切身は魚フライができるような前処理がされています。

〇急速凍結
食品の組織が壊れることで品質が変わらないように急速凍結されています。

〇適切な包装
利用者の手元に届くまでに汚れや形くずれを防ぐように包装され、取扱いや調理方法など様々な情報が表示されています。

〇食品の品温
生産 / 貯蔵 / 輸送 / 配送 / 販売 各段階を一貫して-18℃ 以下で管理しています。

安全を配慮するための保管温度

業界が定めた保管温度によって、それぞれの考え方から冷凍食品の取扱基準が出されています。

【食品衛生法】
食品安全の観点から、-15℃ 以下(有害微生物を増殖させない)基準で定めています。

【一般社団法人日本冷凍食品協会】
-18℃ 以下で保存して細菌の繁殖を抑え、食品の酸化や酵素反応などの変化を抑制できるような品質保持温度を設定しています。食品国際規格でも保管温度が定められています。

冷凍食品の区分

食品の種類で食べる時に加熱が必要か否かを区分しています。

〇無加熱摂取冷凍食品 →食べる前の加熱を要しないものを指します。

〇生食用冷凍鮮魚介類 →切り身またはむき身の鮮魚 / 魚介類を指します。

〇加熱後摂取冷凍食品
【凍結前は未加熱】 →凍結前の未加熱または一部熱を加えたものを食べる前に加熱が要するかを指します。

【凍結前に加熱済】 →凍結前に加熱してあり、食べる前の加熱が必要でないものを指します。

まとめ

消費者の手にわたるまでに、いろいろな品質管理がなされている「冷凍食品」ですが、安全に美味しく食べてもらえるように賞味期限がもうけられています。定期的に冷凍庫の中身を確認して、日々の生活のなかでうまく活用されてください。

菅野製麺所は、全国製麺協同組合連合会の認定を受けていますので、安心して餃子やシュウマイ、肉まん、あんまんなどを家庭の食卓で頂けます。こだわりぬいた製法のひと味違う製品を是非ご賞味ください。
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