FSSCを取得する為に重要な事とは

FSSCは、食品安全を行う上でのマネジメントの1つとして徐々に増えつつありますが、HACCPの義務化の知名度ほどは広く知れ渡っていないのが現状です。FSSCを認証取得するは、HACCPやISO22000にも精通する事になり、今後の差別化の為にも、FSSCの取得が重要になってきます。

FSSCの枠組みを、おおまかに説明すると、①ISO22000、②ISO/TS22002シリーズ、③追加要求事項の3つで規格と仕様書による組み合わせとなっています。

①ISO22000の内容
食品安全マネジメントシステム2018年度版
・HACCPの食品安全の手法が取り入れられている事です。
・ISOのマネジメントは、基礎となるシステムを継続的な改善をする事です。

②ISO/TS22002シリーズの内容
前提条件プログラムは、ISOやTS22002-Xなどで指定されたPRP規格です。
これはHACCPのプラグラムを効果的に行う為の基礎となる内容です。
・ハード面の整備を行ないます。
・従業員の潁川管理を徹底する事。
・廃棄物に対する管理方法を決める事。
・リコールに対する回収の手順の徹底。

③追加要求事項の新たな内容2018年
FSSC22000としてPart2となる追加要求です。
・サービスに対する管理や製品表示の仕方
・食品防御や食品偽装予防
・ロゴの使用
・アレルゲンの管理や、環境モニタリングの徹底
・特定製品における処方管理(ペットフードのみ対象)
・小売りや卸売の輸送や配送に関連する管理

変更点のポイント

改訂を行う事では、主要要求事項の中心となるISO22000が2018年版となった事でより安全性に留意しています。この為、追加要求事項の一部がISO22000:2018に吸収された事で、「追加要求事項」の記載は減りましたが、わかりやすくする事と、安全の質の向上が図られています。

FSSC 22000 Ver.5 移行対応プログラム


Ver.4.1からVer.5への移行審査は、組織が望む場合を前提にして、2020年1月1日から12月31日までの1年間の期間内で審査が可能になっています。

改訂の目的

FSSC 22000は、他のマネメントシステムに共通する部分が多くあります。特にHACCPの食品安全の手法は、その認定を免除されるわけではありませんが、FSSC 22000を認証する事で、HACCPの条件を満たす事にもつながります。食料供給網の安全性を確保するために必要な機関であるGFSIの、要求事項を準拠しています。継続的な改善プロセスを行う事で、より安全性を確保する事になります。

まとめ

FSSC22000の認証取得にはそれなりの労力とコストがかかる事になりますが、より安全性を高める為にバージョンアップや追加要求事項を、年々強化する事で、世界の認証機関が要求する内容や、食品安全をより強化する為の認証取得と信頼度を勝ち取る事ができるのです。

菅野製麺所の皮類製造現場は、全国製麺協同組合連合会のHACCP高度化計画の認定を受けていますので、安心して召し上がっていただけます。餃子やシュウマイ、肉まん、あんまんなどの点心を家庭の食卓で楽しめます。こだわりぬいた食材と製法で作られたひと味違う点心をぜひご賞味ください。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
URL