FSSCにおけるフードディフェンスの考え方

フードディフェンスとは、原料の搬入から流通段階までのすべての工程で、食品への人為的な異物混入を防止する取り組みのことです。2001年アメリカ同時多発テロ以降から、フードディフェンスという概念が急速に認知されました。国内では過去にも食品に有毒物質を混入させる事件が発生しており、食品製造工場でフードディフェンスの必要性が高くなっています。

FSSC22000とは

FSSC22000とは、国際的な食品危機管理規格のHACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)にISOのマネジメントシステムを併せたISO22000と、ISO/TS 22002シリーズを組み合わせた食品安全規格です。HACCPと違い一定の基準が定められており、フードディフェンスに関する要求事項も含まれています。

フードディフェンスの実施

中国餃子事件・グリコ森永事件をはじめとする意図的な異物混入事件を防ぐには、外部からの敷地内への侵入を防ぐ、または監視システムを導入することがまず思い浮かびます。

敷地内の侵入防止

敷地・建物内・重要エリアの侵入を防ぐため、出入口を通過する人や物をカメラで撮影・記録し、人物の身元を確認するシステムを導入します。

製造中の食品の監視

入出庫や製品に触れる可能性のあるエリアを撮影・監視することで、異物混入の現場をいち早く見つけることができます。

FSSC22000におけるフードディフェンスの考え方

悪意のある攻撃から食品を守るには上記のような対策は際限がなく、コストと手間をいくらかけても100%解決することはありません。しかし、FSSC22000におけるフードディフェンスは、食品原材料の安全な場所へ補完するといった食品品質にかかわる危害管理フードセーフティを絡めて行います。

FSSCの食品ガイドラインでは、カメラによる監視だけでなく現状を分析し対策を考える組織マネジメントを推奨しています。人的要素に関しても持ち込み禁止の物を決めるのでなく、持ち込み可能なものを指定することでそれ以外のものを禁止する事ができ、不測の事態を防ぐことができます。

まとめ

FSSCにおけるフードディフェンスの考え方について解説していきました。フードセーフティを徹底して実施することで、フードディフェンスにも繋がるという考え方は、コストパフォーマンスだけでなく、より強固な防御手段を確立することが可能になります。この機会にぜひFSSCの導入を検討してみましょう。

菅野製麺所の皮類製造現場は、全国製麺協同組合連合会のHACCP高度化計画の認定を受けていますので、安心して召し上がっていただけます。餃子やシュウマイ、肉まん、あんまんなどの点心を家庭の食卓で楽しめます。こだわりぬいた食材と製法で作られたひと味違う点心をぜひご賞味ください。
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