fssc認証や認証の為の機関についての詳細

fssc認証は、HACCP(ハサップ)やISO 22000のように食品安全システムとして、認証を受ける会社が増えてきています。まだ「fssc認証」の機関について知らない方も多いと思うので、認証の流れと共に紹介していきます。

■fssc認証とは

FSSCとは、オランダの食品安全認証団体が提唱している、世界的な食品安全システムとして認証機関に対して、きびしい規定に対応することによる認証判定に合格した会社に認証を与えることなのです。

FSSC 22000は、ISO 22000とISO/TS 22002シリーズを組み合わせたもので、より専門性に特化した認証システムなので、その分の信頼度も、高く評価されている認証システムなのです。The Foundation of Food Safety Certificationの略語としてFSSCが認識されています。

■fssc認証の特徴とは

FSSC認証機関は、IAFやMLAメンバーの認定機関から認定を受けることが必要になっています。IAFとは、アメリカを中心とした国際認定フォーラム機関として、日本を含めて「マネジメントシステム認証機関」や、「製品認証機関」および「要員認証機関」が、発足した場合の認定する国際的な組織です。” 認定機関の為の認定” なのです。

MLAとは、日本適合性認定協会(JAB)を含む16か国による、国際相互承認協定(Multilateral Recognition Arrangement 以下MLA)で取り決めをおこない、品質マネジメントシステムに対する相互認証をする機関です。IAFやMLAによる認定によってできた、認証機関が日本でも「fssc認証」することができました。

これによって、食品安全システムの価値を高める効果にもつながり、ひいては、エンドユーザーである、消費者の安全を守ることにつながっています。世界の食品業界では、GFSI(Global Food Safety Initiative)と呼ばれる食品安全システムの継続的改善を、目的に設立された非営利団体で、食品メーカーや流通業者が参加しています。FSSC 22000についてGFSIは、食品安全のスキーム(基本計画など)のひとつとして承認しています。

■FSSC22000の認証取得の為に

FSSC22000の認証取得の為には、GFSIが承認する食品安全のためのスキーム(基本計画など)が、ベースとなっています。食品安全マネジメントシステム(ISO22000)と、前提条件プログラム(ISO/TS22002-1または、ISO/TS22002-4)と「独自の追加要求事項」のプログラムを、クリアすることで「FSSC22000の認証取得」に至ります。

◎事前調査で準備する
FSSC22000の認証準備には、事前調査を行うことで認証取得に体制を整えることができます。前提条件プログラム(PRP)による事前調査を受けることによって、準備が万端となるでしょう。前提プログラムと自社の取り組みの違いが、大きければ見直しも必要であり、コストの面や取り組みの基準を明確にすることで、認証の審査に準備することができます。

■まとめ

HACCP(ハサップ)やISO と共に、FSSC 22000の認知度も高まりつつあります。より高い食品安全を求めることが、世界的にも必須となっていますので、食品関係者の皆様も積極的に取り組む必要があるのです。これにより、消費者の安全と信頼を高めることができるのです。

菅野製麺は、すべての食材・食品の安全や衛生面に取り組み、皆様のもとへ商品をお届けできるよう努めております。ホームページでは、数多くの商品を紹介しておりますので是非ご覧ください。