haccpと宇宙食との結びつき

haccpと宇宙食との関係は、かれこれ約60年前に遡ります。当時、アメリカでアポロ計画がなされていたころ宇宙食の安全性を確保するために誕生しました。では、どのような理由でhaccpが生まれ今に至るのか。また、当時どのような宇宙食が利用されていたのかについて書いていきましょう。

haccpの誕生と意味

【誕生の理由】
宇宙での環境は地球とは違います。例えば、お腹を壊したり食中毒などになった場合にすぐにトイレや病院に行くことができません。宇宙でもそれなりの医療処置はできますが、地球のような高度なものは受けられません。

そういったことから、宇宙飛行士の健康を維持するためにも宇宙食の安全性を確保することは絶対に必要なことだと考えられました。そこで、NASAを含むアメリカの各機関により構想され、その後1973年にアメリカ食品医薬品局(FDA)が缶詰食品の製造基準として取り入れたのをきっかけに普及されていきました。

【その意味】
haccpとは、食品を製造する時に安全を確保するための管理手法のことで「製造・出荷」などの行程において、どの段階で微生物や異物混入などの危害がおこる可能性が高いか、予測や分析を行い未然に防ぐ方法です。

・Hazard(ハザード)=危害
・Analysis(アナリシス)=分析
・Cretical(クリティカル)=重要
・Control(コントロール)=管理
・Point(ポイント)=点
※それぞれの頭文字をとったものです。

宇宙食の歴史

〇「マーキュリーの時代=1962~63年」
この頃の宇宙食は、離乳食のようなもので歯磨きのチューブのような容器からストロー状のパイプを使い、ゼリーやクリーム状の食べ物を摂っていました。その他には、一口サイズの固形食などもあったようです。想像しただけでもあまり食べたいとは思えないですが、当時の飛行士にも不評だったとのことです。

〇「ジェミニの時代=1963~68年」
質とメニューは改善され、中程度の水分が含まれた物・乾燥食品・一口サイズの食品が利用されるようになりました。チューブ式の食べ物は無くなり、乾燥食品に水を加えるための器具や包装を開けるためのハサミなどが使われるようになりました。

〇「アポロの時代=1969~72年」
この時代になると、お湯が使用できるようになった事と食品を水で戻して普通のスプーンで食べられるようになりました。当時の飛行士の1日に必要なカロリーは2800カロリーでしたが、それまでのチューブでは1日分の重さが2kgにもなっていました。しかし、食事のメニューが増えた事もあり、それまでの3分の1まで重量を減らすことができました。

〇「スカイラブの時代=1973~74年」
この時代は、生医学実験なども行われるようになり、食事もかなりコントロールされるようになります。比較的、地球での食事に近い物(あらかじめ調理された物や自然のままの物、温度安定化された物)が凍結された食品になっていきます。

まだ、半分は水で戻す物でしたが、容器は蓋つきのアルミ缶・加熱用のトレイなどで温めて食べられるようになります。食事環境もとても良くなりました。

〇「現在=1981~現在」
今では、地球で食べる物とほとんど変わらずメニューも豊富になりました。一般的に販売されている物をそのまま利用したり、レトルト食品・フリーズドライ食品・半乾燥食品・新鮮食品(フルーツや野菜)などが食べられています。オーブンで加熱するものまで登場しています。

まとめ

宇宙食の安全を図るために作られたhaccpですが、現在でも食の安全を守るためにはとても重要なものだと考えられており世界的な普及が広がっています。

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