中華麺を使ったつけ麺は太るのか?

ラーメンブームの中でも全国的に広がりをみせている「つけ麺」ですが、関東の人からすると馴染み深い存在のつけ麺も、周知されるようになったのは近年です。しかし、中華麺を使ったつけ麺は、ラーメンよりも太りやすい傾向にあるといわれています。本当にそうなのでしょうか。

つけ麺の特徴

ラーメンはスープの中に中華麺を入れて、具材をトッピングするということは、国民食となっている今では、皆さんが知っていることでしょう。

しかし、つけ麺の場合は近年、その魅力が広がりをみせているメニューなので、まだいただいたことがない人もいるかもしれません。そこで、つけ麺の特徴をご紹介しましょう。

つけ麺は、スープと麺が別々の器で分けられており、基本的には蕎麦のような食べ方をするのが一般的ですが、オリジナルスープに冷水でしめた中華麺を付けて、スープの絡まった麺をすするという食べ方になります。

つけ麺のカロリーが高いといわれる由来

つけ麺の方がラーメンよりもカロリーが高いといわれています。その由来となるのがスープの具材や麺の量などは店によって違うので幅はありますが、つけ麺の平均的なカロリーは633キロカロリーです。

同じように、麺を冷やして食べる冷やし中華が521キロカロリーとなりますので、およそ100キロカロリー以上の差が出てくるのは、やはり高カロリーと捉えられてしまいます。

なぜカロリーが高くなるのかというと、ラーメンと違ってつけ麺は提供する際、中華麺がメインの料理となります。そこで、麺の量が通常のラーメンに比べると1.5倍から2倍で提供されることもありますが、麺の種類自体も濃厚な魚介だし系などに負けないような太めの麺が使用されるからです。

食べやすさも関係する

どのつけ麺屋でも、基本的につけ麺の麺は冷水でしめられた冷たいものが提供されます。この麺の冷たさも、太りやすい食べ方を増大させているのです。

人は満腹感を感じるまでに、およそ20分かかります。ラーメンは熱いのでよく冷ましながら食べるのですが、つけ麺は冷たいのでサッと食べてしまいがちです。ズルズルと食べられるので、あまり咀嚼することもなく食べることができるので、糖質の上昇にもつながり、太る体質になってしまうのです。

また、濃いスープはそれ自体が高カロリーとなっていることから、太めの中華麺にスープをたっぷりと絡ませることから摂取するカロリーも増加し、太る原因となるので、スープは少量にするよう配慮することが重要です。

塩分ではつけ麺が良い

カロリー的にはつけ麺の方がラーメンより高いのですが、塩分を見てみると、一般的な味噌ラーメンでしたら10.03gあるのに対して、つけ麺は4.39gと低くなります。日本の厚生労働省が掲げている成人男性が1日に摂取しても良い目標値が8gですので、つけ麺なら問題なく食べることができます。

まとめ

中華麺を使用したつけ麺は高カロリーなのでダイエットには向かないと思われるかもしれません、しかし、腹持ちが良いのも特徴です。塩分も控えめですので、健康のことを考えると結果的にはそこまで太ることを気にする食べ物とはいえないようです。

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株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
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