店内の改装工事を完成させ従業員の採用も行い、各種の手続も届け、許可が下りれば、いよいよ念願の「開業」となります。長い道のりを経ての飲食店「開業」。その日取りを決めるのはどうしても迷ってしまいます。
今回は「開業」と「吉日」をテーマに見ていきましょう。
昔から受け継がれたジンクス
普段はジンクスなどを気にしない人でも、「開業」となるとそれにふさわしい日を選び、オープンさせたいでしょう。思い立ったが「吉日」という言葉もありますが、思い立ってすぐにオープンの日を決める訳にもいきません。日本では昔から商売にいい日を暦(こよみ)を頼りに、大きな決断や大事な日取りを決めてきました。
いわば「吉日」とは、昔から受け継がれてきた日本の知恵の一つです。「開業」を「吉日」に合わせ、商売繁盛の思いを込めて最高のスタートをきりましょう。それでは、「開業」に適した「吉日」を見ていきましょう。
六曜以外の選択も考える
日本の暦の中でよく聞くものでしたら、「六曜」が一般的で身近なものと思います。
「大安・仏滅・友引・先勝・先負・赤口」などは、皆さんもご存知と思いますし「開業」を「大安」の日に合わせることもあります。さらに、結婚式などでよく使われる事があり、日本において大切なことを行うような場合に選ばれる日なのです。
一生懸命準備して迎える「開業」の日には、絶対にこの日にしたいという理由がほしい方もいると思います。では、「六曜」以外に縁起のいい日はどのようなものがあるのか、見ていきましょう。
〇十二直・じゅうにちょく
「六曜」以外ですと「十二直」というものがあり、「開業」に縁起がいいとされている日があるようです。「十二直」ですが言葉通り12の言葉があり、その半分は「開業」にいいと日だと言われていますので紹介していきます。
・建(たつ)・・・万物を建て生じる日
・満(みつ)・・・全てが満たされる日
・平(たいら)・・物事が平らかになる日
・定(さだん)・・善悪が定まる日
・成(なる)・・・物事を成就する日
・開(ひらく)・・開き通じる日
「開業」にいいとされている「十二直」のうち半分を紹介しましたが、やはり「開」の日に
縁起がいいとされ商売をする人からは「吉日」とされています。
一粒万倍日
「一粒万倍日・いちりゅうまんばいにち」も「吉日」としては有名です。事を始めるにはいい日だとされています。「一粒が万倍にもなる」と意味があり、この言葉を聞くと、どんどん成長していくイメージが湧いてきます。まさに「開業」にはぴったりな日だと言えるでしょう。
この「一粒万倍日」は年間で60日ほどありますので、調べて「一粒万倍日」の日に「開業」する飲食店も多いようです。
まとめ
飲食店「開業」の日をどうしようかと迷っている方もいると思いますが、六曜以外にも「開業」にいいとされている「吉日」を今回は紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
「吉日」に「開業」して最高のスタートがきれるといいですね。
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