開業と起業の違いとはいったい何?

自分で会社を興す、またフリーランスで独立するなどといった場合の「開業」と「起業」の違いは、いったい何なのでしょうか?よく聞く言葉ではありますが、その違いを聞かれても、正確に答えられない人もいることでしょう。今回は、その意味と違いを説明していきます。

その意味とは

どちらも自分で何か仕事を始めることだというのは、漠然とわかりますが、その意味をきちんと知っておくことも大事です。また、その他の似たような言葉についても合わせて書いていきましょう。

●「開業とは」
新たに事業を始めることを指しますが、その意味としては商売(飲食店や販売店)などを個人で開く場合に使用されることが多いのです。その規模的なものもさることながら、組織や会社というよりも少人数での事業といえます。その他にも、病院や医院、弁護士や税理士など何らかの資格を有する人が事務所を開く時に使用されることがほとんどです。

●「起業とは」
こちらも事業を始める際に使用します。昨今において、ベンチャー企業などで使用される時は従来にない新しい事業を興すといった意味合いで使用されています。さらに、起業をするという言い方をする場合は、これから事業を始める時に使います。

●「設立とは」
法律に従って定款を作成し、公証役場で認証を受けたうえで登記を行い、法人として正式に登記した日のことをいいます。この場合、会社を立ちあげた時にだけ使用できる言葉となりますので、個人事業主は使用しません。

届出の違い

届出の違いとしては、個人であるか法人であるかでその違いが出てきます。また、その書類の名称にもその違いがあらわれています。

●「個人の場合」
個人事業主やフリーランスとして起業した場合には、税務署へ提出する書類として「個人事業の開廃業届出書」があります。これは、法的に必ず提出しなければならないわけではありませんが、確定申告の際などに様々な控除などを受けることができたりと、開業したばかりの人には助かる制度の恩恵を受けられます。

●「法人の場合」
会社を立ちあげて始める場合の書類は、「法人設立届出書」を提出します。その他にも沢山の書類や手続きがあり、個人事業主とはまったく異なります。逆にいうと、個人は開業届だけでの提出で済みますが、法人はその分手間も時間もかかります。

まとめ

ざっくりとではありますが、開業と起業の違いを書いてきましたがいかがでしたでしょうか?これから、自分で事業を始める際に、沢山の方にこれから始める事業について説明をする機会があると思います。その時にきちんと使い分けができるようにしておきたいものです。

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